バルサ相手に敗戦もスコラーリ「我々は3位を目指せる」《クラブ・ワールドカップ2015》

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▽クラブ・ワールドカップ(CWC)2015の準決勝、バルセロナ(欧州代表)vs広州恒大(アジア代表)が横浜国際総合競技場で17日に行われ、3-0でバルセロナが快勝し、決勝進出を決めた。

▽広州恒大のルイス・フェリペ・スコラーリ監督は、試合後の公式記者会見に臨み、「選手には素晴らしい1年をありがとうと伝えた。彼らの努力や気持ち、成長に感謝している」と感謝の意を述べた。

▽また、試合についても振り返り「学ぶことができた」と敗戦の中でも得たものがあったことを強調。20日に行われる広島(開催国代表)との3位決定戦に向けた意気込みも語った。

──3-0という結果については

「他のビッグクラブもこれぐらいのスコアで負けている。そこまで違いは無いと思う。私が言えるのは、選手たちに感謝することだけだ。彼らが1年間やってきたことに感謝するだけだ」

「私たちには違う目標が残っている。2013年は4位で終わったが、今回は1つ上のポジションである3位を目指すことができる」

──今日の試合について満足しているか

「ゾウ選手については、深刻なケガをした。重傷だと思う。今日の戦術については、対バルセロナという点である程度まではできていたと思う。ただ、バルセロナは他のチームと違いファンタスティックだ。だから、試合が終わった時点で選手たちに感謝を伝えた」

「バルセロナにはたくさんのチームが負けるが、我々は進化している。今日も学ぶことができたと思う」

──今日のバルセロナの印象は。メッシが居ないと知った時にどう思ったか

「メッシがプレーしない時は、どんなチームも期待してしまう。メッシは世界最高の選手なので。ただ、バルセロナはそうはならない。素晴らしい控えの選手が居る。手元に居る選手で素晴らしいクオリティの試合をしたと思う。我々より遥かに上だったし、それは誰の目にも明らかだ」

「この先の我々の目標は3位になることだ。そして同時に、今日の様な試合から学ぶというのが我々の仕事だと思う」

──この大会の2試合で中国人選手の成長に驚いたが、どう考えているか

「我々のチームは良いチームだと思う。そして、このチームは特に今年成長してきたし、良い形でプレーしてきた。ただ、世界的なレベルでビッグと呼べるチームよりは、何段階か下になる。何人かの素晴らしいブラジル人選手と、良い中国人選手が居ても、まだこの様な状況だ。ただ、方向性は間違っていないので、この方向性で行くことは間違いない」

──今日はネイマールもメッシも居なかったが

「ネイマールとメッシと世界でもトップの2人が居なかったが、素晴らしいクオリティだった。そして、バルセロナのスタイルは、どんな選手がいても学校の様で、維持できている」

「我々の可能な範囲で何かをしようと思ったが、バルセロナのチームは素晴らしいと感じたし、何人か出場した若手は良い選手だと感じた。バルセロナに関しては、対戦する時もテレビで観る時も、素晴らしく学べるチームだと思う。負けてもそう感じている」

──世界最強チームでもあるバルセロナから何を学べたか

「どの様にして美しいサッカーをするか、どの様にしてボールを回すか、どの様に戦術的に構えるかを学んだ。2013年に負けたのはバイエルン、2015年はバルセロナに負けた。クラブ・ワールドカップについては、アジア代表のチームはこの様なチームと対戦することになる。我々がかなり良い試合をして、運があって、なんとか勝てる相手だと思う。そういった大会だ」

「いずれにしても、このような大会は学べることがある。中国に関しては、方向性にはまだ時間がかかる。日本も韓国もサッカーは進歩している。中国は4、5年、あるいは8年かけてそのレベルに達すると思う。我々は負けながらも色々と学んで、その道を進んでいる」