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TDKは12月17日、スイスMicronas Semiconductor Holding(ミクロナス)の全発行株式について、1株あたり7.50スイスフランで現金公開買い付けを行うことで両社が合意したと発表した。完全希薄化後株式価値ベースでの総額は約2億1400万スイスフランと想定される。

TDKの戦略製品の1つとして、HDD用磁気ヘッドで培った磁性薄膜技術を活用した磁気センサ製品があるが、同社が重視する自動車や産業機器分野などでの需要が高まっており、ビジネスの拡大が期待されている。

一方ミクロナスは自動車向けホール素子センサを中心に産業機器分野も含め幅広い半導体製品群を有しており、TDKでは、そうしたホール素子や回路設計技術、パッケージング技術などのノウハウを自社技術と融合させることで、事業の拡大が可能と判断し、今回の買収に至ったとしている。

なお、公開買い付けは2016年1月12日ころに開始し、同年2月10日ころに終了することが予定されており、取引そのものは同年3月上旬に完了する予定だという。また、決済および一定の引継ぎを条件にミクロナスの取締役らは、すでに辞表を提出済みだという。