一番湯でも”菌”まみれ?! 今年の大掃除は風呂釜奥に潜む雑菌退治から

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浴槽から顔を出した男の子の顔がバイ菌まみれ…。「スクラビングバブルジャバ」の衝撃的なCMをテレビで目にするたび「我が家のお風呂は大丈夫?」、逆に「これは大げさなのでは…」など頭の中を複雑な思いがかけめぐります。いずれにしても気になるのが、お風呂の奥=風呂釜配管って本当にそんなに汚れているの?ということ。

折しも年末の大掃除シーズン。お風呂はもちろん浴室全体、そして風呂釜配管まで、一気にキレイにして新年をすっきりした気分で迎えませんか?

■「ジャバ」などの風呂釜洗浄剤で、菌を一掃しよう

日々のお風呂掃除では浴槽や床など目に見える部分はキレイにしているママでも、その奥にある風呂釜配管のことにまでは気が回らないのでは? じつはただでさえ”菌”が繁殖しやすい環境にある、風呂釜配管。一般的な家庭で使用されている「一つ穴タイプ」は循環するお湯の流れが速いため汚れはつきにくいものの、配管が長いので水がたまり雑菌が繁殖しやすい構造。もう一方の「二つ穴タイプ」はお湯がゆっくり循環するため、やはり雑菌が繁殖しやすい。どちらの場合も風呂釜配管を通して追い炊きすることで、たまった雑菌が浴槽にも流れ出てしまうのです。

入浴することが”菌”を浴びていることにもつながっているという、衝撃的なこの事実! CMで表現されていることは、けっして大げさではなかったのですね。



雑菌と一言でいっても、その種類は様々です。風呂釜配管から検出される「菌」の主なものは、「黄色ブドウ球菌」「大腸菌」「緑膿菌」など。健康な大人には影響の少ないこれらの「菌」も、免疫力の低い子どもや高齢者にとっては感染症などを引き起こす可能性があります。

ちなみに「ブドウ球菌」は子どもの皮膚に水疱を作ったり、とびひなどを引き起こしたりするもの。子どもに胃腸炎を引き起こす「大腸菌」は、中でも新生児には細菌性髄膜炎の原因になることがあります。抵抗力が下がりがちな冬はとくに、浴槽の配管なども定期的に掃除をして、清潔な環境をキープすることが大切といえます。

■見落としがちなポイントに気をつけて、浴室をピカピカに☆

気になっていた風呂釜配管がキレイになったら、次に取り組みたいのが浴室内の大掃除! うっかり見落としがちだったポイントをチェックしてみましょう。

【排水口】



ここが一番汚れていることはわかっているものの、ヌメリが気になってどうしても掃除が後回しになってしまう場所。が、じつはヌメリは水で流しながら軽くこするだけで、簡単に落とすことができるのです! 髪の毛などのゴミを取り除いたら、歯ブラシなどでかき回しながら流水でヌメリを落としましょう。

【収納台】

「ちゃんと掃除しているけど?」というママが大多数だと思いますが、見落としがちなのが収納台の下。飛び散った石けんカスなどは、雑菌やカビの栄養源にも。見えにくい場所なので、手鏡を使いながらお掃除するのもおすすめです。

【コーキング】

壁と床や収納台の間、扉などのパッキンを「コーキング」といいます。タイルなど硬い面についたカビはスポンジでこすればわりと簡単に取れますが、コーキングなどの柔らかい素材に発生したカビはなかなか取れません。これはカビの根が奥まで浸透しているせい。初期のカビであればシャワーをかけながら、掻き出すようにブラッシングすれば落とすことができます。シャワーなしでこすると、カビの胞子を吸い込む危険性があるので気をつけて。

それでも落ちない場合は、カビ取り剤の出番です。さらにガンコな汚れなら「湿布方式」で対応を! カビ取り剤をトイレットペーパーに染み込ませ、カビが付着している部分に当てます。カビのつき方にもよりますが、築5年以内の建物なら20〜30分湿布しておけば真っ白に。トイレットペーパー自体は水に溶けるので、流れても排水口の詰まりがないので安心ですよ。

【天井】

お風呂の蒸気が天井まで上がり湿気を帯びると、空気中に浮いているカビの胞子が付着して増殖しようとします。こうしてついた天井のカビは、柄のついたブラシ(お掃除ワイパーなど)にぞうきんを巻きつけてこすり落とすのが一番。このとき、衣類用(色物用)漂白剤を薄めた液体で絞ったぞうきんを使うと、漂白除菌も掃除にできるのでおすすめです。



年末だからといって隅々までお掃除するのは大変ですが、このように「浴室を徹底的に」などどこか一箇所でもがんばれば気分よく新しい年を迎えられそうです。

参考資料

「入浴で”菌”まみれ!? お風呂の奥にある風呂釜配管は”菌”の温床! 浴室排水口のヌメリに存在する菌とほぼ同数の菌が存在する実態とは」(SCジョンソン)