少なくともイタリア国内において、ユヴェントスは絶好調だ。リーグ戦では6連勝。そして16日のコッパ・イタリア5回戦では、トリノとのダービーマッチで4-0と大勝した。マッシミリアーノ・アッレグリ監督は喜んでいる。

「我々は素晴らしい試合をした。うまく均衡を破り、数的優位の中でコントロールしたね。2016年も3つのコンペティションで競っていくことが大事だった。トリノは土曜に試合がなかったし、我々よりフレッシュでもおかしくなかった。だが、選手たちはうまくやったよ。うまくボールをコントロールした。パスのスピードとリズムのコントロールは改善しなければいけない。だが、選手たちは成長している。技術的にも肉体的にも、彼らはすでに成長してきた。ただ、まだ改善の余地はある。(ダニエレ・)ルガーニ? この試合は簡単じゃなかった。彼はとてもうまく切り抜けたね」

ユーヴェが連勝街道に乗ったのは、3-5-2に完全に移行してからだ。

「4-3-1-2だとトップ下がいない。(ロベルト・)ペレイラが戻ってきたら、スタメンであっても途中出場であっても、大きな解決策となる。だが、フォーメーションは別に、大事なのは試合の読み方だよ。日曜から今日までにもチームはとても成長した」

夏のマーケットで土壇場にエルナネスを獲得したユーヴェだが、アッレグリ監督は彼をトップ下とみていない。イングランドではチェルシーのオスカルへの関心が噂されている。だが、アッレグリ監督は次のように述べた。

「いろいろ騒がれているね。真実は、我々には素晴らしいチームがあるということだ。クラブが検討することだよ。ユヴェントスにふさわしい選手を獲得する必要がある。ただ獲得するのではなくね。今のチームにはとても競争力があるんだ」