南米王者リーベルに屈した広島が3位決定戦へ《クラブ・ワールドカップ2015》

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▽クラブ・ワールドカップ(CWC)2015の準決勝、リーベル・プレート(南米代表)vs広島(開催国代表)が16日に大阪長居スタジアムで行われ、1-0でリーベルが勝利した。

▽日本勢初のCWC決勝進出を狙う広島は、3日前に行われた準々決勝のマゼンベ戦から2カ所を変更。森保監督はミキッチと佐藤のベテラン2選手を外し、清水と皆川を起用した。一方、コパ・リベルタドーレス決勝でティグレス(メキシコ)を破って今大会に駒を進めたリーベルは、1月からアトレティコ・マドリーでプレーするMFクラネビッテルがアンカーポジションで先発した。

▽立ち上がりから前に出てくるリーベルに対し、広島はリトリートからのカウンターを狙う。中盤がダイヤモンド型の[4-4-2]でサイドバックを含めた攻撃を見せるリーベルだが、いつも通り“5-4”のブロックを形成する広島の守備を崩せず、なかなか決定機をつくることができない。

▽すると、先にビッグチャンスを迎えたのは広島だった。塩谷のフィードでゴール前に抜け出した皆川がGKと一対一となる。しかし、皆川が放ったシュートは、素早く飛び出してきたGKバロベロのファインセーブに遭った。カウンターで脅威を与える広島は、33分にもチャンス。皆川のスルーパスからボックス内で仕掛けた茶島が枠内シュートを放つが、これもGKに弾かれた。

▽リーベルの攻撃を封じ込め続ける広島は、ポゼッションで劣勢ながらも試合の主導権を掌握。40分には青山のパスをゴール正面で受けた皆川が、鋭いハーフボレーでのシュートをゴール右に飛ばす。しかし、ここもGKバロベロの好セーブに遭って先制できず、ゴールレスのまま試合を折り返した。

▽迎えた後半の序盤も前半と同様の展開となる。こう着状態を打破するため、リーベルのガジャルド監督は元アルゼンチン代表MFルイス・ゴンサレスを投入。一方の森保監督は61分、柏を下げてミキッチを送り出す。さらに66分には皆川に代えて浅野を投入した。

▽そんな中、72分に試合の均衡を破ったのはリーベルだった。ビウデスがゴール前に入れた好FKに対して、前に出た広島GK林が弾ききれず、ゴール前に浮いたボールをアラリオが押し込んだ。

▽ビハインドを背負った広島は、佐藤を入れて同点弾を目指す。しかし、最後までリーベルのゴールを割ることができずに試合終了。勝利したリーベルは、20日に横浜国際総合競技場で行われる決勝で、17日のバルセロナvs広州恒大の勝者と優勝を懸けて戦う。一方の広島は、同日に行われる3位決定戦に臨むことになった。