待たせたな!小島監督、コナミを離れ新スタジオ設立。PS4独占タイトルをSCEに提供

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「メタルギアソリッド(MGS)」シリーズなどで知られるゲームクリエイター・小島秀夫監督は、自らTwitterでコナミデジタルエンタテイメント(以下コナミ)との契約終了と「新たなるスタートをきる」ことを公表しました。

時を同じくしてソニー・コンピュータエンタテイメント(SCE)も、小島監督が新たに設立するスタジオ「コジマプロダクション」と契約し、その第一作をPS4向けの独占タイトルとして制作することに合意したと伝えています。

今年10月にも小島監督がコナミに離職届を出したとの一部報道があり、送別会とされる写真もTwitterで公開されていました。問い合わせを受けたコナミの広報は「現在も在籍しており、長期休暇に入っている」と回答していましたが、退職前の有給休暇との観測(コナミ広報のコメントも真実)が当たっていたのかもしれません。


退職の報告に続けて、新スタジオ「コジマプロダクション」の設立とウェブサイトの告知もあり。以前のコジプロの雰囲気を漂わせる新ロゴ(MGSファンにはお馴染みの新川洋司氏のデザイン)の発表だけでなく、さっそくスタッフ募集も開始しています。

リードプログラマーの業務内容が「群衆AIシステムの開発もしくはそれを使用した挙動の実装」、キャラクターアーティストの応募資格が「Maya、Max、Softimageなどによる、キャラクターモデル制作の実務経験」などやけに具体的で、すでにビッグボス小島のマザーベースは臨戦態勢のようです。
ただ手ぶらで独立したわけではなく、間髪をおかずSCEから新生コジマプロダクションと契約を交わし、その第一作がPS4向けの独占タイトルだとアナウンス。まるでスネークのようにヒゲを生やした小島監督を紹介しているのは、なんとSCEの社長であるアンドリュー・ハウス氏で、流暢な日本語でともに新作を作っていくとトップ直々に語る姿に本気ぶりが伺えます。

そういえばコナミの『サイレントヒル』主要スタッフがSCEに移籍して『SIREN』を制作した前例もありました。



今後、小島監督の抜けたコナミはMGSシリーズをどうするのか。今年9月末、英コナミのコミュニティマネージャーのグラハム・デイ氏は海外のゲームサイトgameondailyのインタビューに「もちろんやっていけるさ。メタルギアはストーリーとキャラクター、それが全てさ」と断言。その根拠として、従来とは別チームで開発された『メタルギアライジング』(MGSファンの間で賛否が割れたゲーム)を挙げていました。

ゲームクリエイターの独立によって、その子供のようなキャラクターやゲームシリーズと別れ別れになることは珍しくありませんが、互いにしのぎを削る良きライバルとして高め合うよう前向きに祈りたいところです。