マンチェスターは世界中の代表選手の貯蔵庫のようだ。欧州の主要5リーグにおいて、2015年に最も多くの代表戦に選手を送り出したのは、マンチェスター・シティとマンチェスター・ユナイテッドだった。

『CIES Football Observatory』のリサーチによると、マンチェスターの2チームは合計で代表戦120試合に選手を送り出している。3位はチェルシーで111試合。パリ・サンジェルマンが106試合、バルセロナが99試合と続いている。

特にマンUは、18選手が今年の代表戦に1試合以上出場している。これを上回るのは19選手のレアル・マドリーのみ。チェルシー、トッテナム、ユヴェントスが17選手で続く。マンUは10の代表チームに選手を送り出した。

興味深いのは、GKセルヒオ・ロメロだ。2015年はアルゼンチン代表(13試合)でマンU(4試合)よりも多くの試合に出場した。マンUではほかにマルコス・ロホが11試合、イタリアのマッテオ・ダルミアンが10試合の代表戦に出場している。