女優のグゥイネス・パルトローやモデルのカレン・マルダーほか、医師など医療関係者も多く実践している「ナチュラルハイジーン」は、自然と調和した食習慣をベースにした健康法です。ダイエットしている人、アンチエイジングや病気にかかりにくい体づくりを目指す人は、ナチュラルハイジーンの考えかたが参考になるかもしれません。

ナチュラルハイジーンとは?

古代ギリシャの医師ヒポクラテスの教えをもとに、1830年代にアメリカのお医者さんたちが考えだした自然健康法です。「ハイジーン」は「摂生、衛生、清潔を保つこと」で、ギリシャ神話の健康の女神の名前です。食べものの組み合わせかたや食べかたを工夫することで胃腸への負担を軽減して消化・吸収・排せつの自然なサイクルを作るのが基本の考えかた。1987年には「FIT FOR LIFE」が出版されてナチュラルハジーンの考えかたが広まっていきました。日本では2006年に翻訳版が出版されています。

4つの実践ポイント

ナチュラルハイジーンを実践するには、4つのポイントをおさえておきましょう。

生野菜をたっぷり食べる。加熱により酵素が壊れるのを防ぐためです。午前中は果物をたっぷり食べる。新鮮な季節の野菜や果物、またはジュースを摂ります。食後の果物はNG。炭水化物と肉・魚(たんぱく質・脂質)を一緒に食べない。胃腸に負担がかかるので、肉・野菜は生野菜と一緒に食べます。水分は食べものと一緒に摂らない。空腹時に摂るとデトックス効果があります。食事中の水分はコップ一杯程度に。消化・吸収・排せつのサイクルを作る

午前4時から正午までは、果物の食物繊維と水分をたっぷりとり、排せつがスムーズになるようにします。正午から午後8時までは、食事を摂ってもよい時間。ただし、炭水化物と肉・魚の組み合わせは避けましょう。午後8時から午前4時までは胃腸を休ませる時間に充てます。

ナチュラルハイジーンでは、睡眠、運動、日光浴、ストレスコントロールも大切な要素とされています。食習慣とともに自分の生活習慣を見直してみましょう。


writer:松尾真佐代