シャフタール・ドネツクに所属するブラジル代表MFフレッジが、ドーピングで1年の出場停止処分となった。南米サッカー連盟が発表している。

22歳のフレッジは、6月にチリで行われたコパ・アメリカで、利尿剤のヒドロクロロチアジドの使用があったと陽性反応を出していた。

通常は高血圧や心臓脈管系の問題をコントロールするために使用されるヒドロクロロチアジドだが、ほかの薬の成分のマスキング剤として用いられることも多い。

処分は7月26日からの効力となり、南米サッカー連盟の試合だけに限定される。そのため、FIFAが処分を全大会に適用すると決めない限り、フレッジはシャフタールでプレーを続けることが可能だ。選手本人は無実を主張しており、異議を申し立てるつもりだ。