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岡田義徳(38)のマンションで手首を切った恋人・田畑智子(34)が救急搬送されたのは、11月5日のことだった。

その後、田畑は仕事復帰したが、一部では岡田との“破局説”も浮上。岡田の自宅近くの住民も「騒動以来、田畑の姿を見なくなった」と語っていた。

だが、あれから1カ月が経った12月上旬の夕方5時すぎ。岡田がカウボーイハットをかぶり、東京都内の自宅マンションから小走りに駆け出して来た。自宅近くの駐車場で愛車に乗り込むと、急いだ様子で走り出す。

着いた先は、自宅から数分離れた路地裏の公園。この公園は、田畑が住むマンションからほんの100メートルのところにある。岡田は、車中で携帯電話を取り出すと、どこかに電話をかけ始めた――。

その10分後。郵便物が溜まり、誰もいないように見えた田畑のマンションから、田畑本人が姿を見せた。記者が直撃すると、驚いて彼女の表情が一瞬固まった。

――驚かせてすみません。彼とは今でも仲良くされているんですよね?
「ウフフ(笑)。でも、そういうのをここで言っちゃうのは、やっぱり私だけのことではないので。ごめんなさい」
そう恋人のことをおもんぱかってみせた。
――これから岡田さんと一緒にデートですか?
「これ(バッグ)を持って、原宿に買い物に行くだけですよ(笑)」
そう言うと、田畑はタクシーを拾い、原宿へと向かっていった。

涙の自殺未遂騒動から1カ月。田畑が見せたのは晴れ晴れとした笑顔だった。まさに、雨降って地固まる――。次にニュースになるときは、ぜひ“入籍報告”で!