「女性の理想としては、パンツを脱いだ瞬間から硬くソソり勃っていてほしいんです」
 こう話すのは元AV女優で、スポーツジムのインストラクター経験もある竹下ななさんだ。

 勃起力が減退するシニア世代には厳しい話だが、やはり女性は“すぐに勃起する男性”がお好みのようだ。
 「まあ、挿れるときに勃起していれば問題ないんですけどね…それでも最初からビンビンの方がうれしいし、安心できるんです。『こんな私に興奮してくれるんだ』って思うから(笑)」

 男性も同じだろう。パンツを脱がせる前から女性がアソコをビショビショに濡らしていれば、愛しさも増すし、何より“男”として認められている気分になる。
 セックスにおいては、ムード作りやテクニック同様、早く勃起して女性に性的興奮を伝えることが、大事なポイントといえるだろう。

 勃つか勃たぬかで悩んでいる我々にすれば、そこまで求められるのは酷である。
 しかし、実は努力次第で、若い頃のように女性の体に触れた途端、ギンギンになることは可能だという。
 「まず、私の経験上(ななさんは3000人斬りを達成している)、すぐに勃起する男性は血液の循環が良くて、血流も早いんです。そうした人の特徴は、日頃からジョギングやサイクリング、水泳などの有酸素運動を多くしていることです」

 血流が早いと勃起も早い。これは医学的にも理にかなっている話だ。
 本コーナーの愛読者ならすでにご存じの通り、勃起とは海綿体に大量の血液が流入することで、ペニスが膨張していくメカニズム。ゆえに流入する血流が加齢や運動不足、生活習慣病などによって減ってしまうと、EDになるわけだ。
 「つまり、性的興奮と同時に勃起できる男性は、海綿体への血流が早いんです。そして、血液の循環を良くしてくれるトレーニングが、有酸素運動なんです」

 脳で感じるや、反射的に勃起する若々しいペニスを取り戻すには、まず走ることから始めるべきなのだ。
 「ただ、今まで運動不足だった方が、いきなり走るのは危険です。疲労骨折や腱を痛めやすく、膝を悪くする可能性もあります」

 無理は禁物。まずは軽めのウオーキングから始めた方が良い。ただ、冬場となったこの時期は、外に出るのも面倒だ。そんなときにお勧めなのが、室内でできる有酸素運動だ。
 「腕立て伏せや腹筋、背筋、スクワット、踏み台昇降なども有酸素運動になります。種目は何でも構いませんので、“20秒動いたら、10秒休む”方法を取り入れてください」

 これらを1セットで4〜6回ずつ行うだけで、かなりの有酸素運動になるという。
 「最初は週に2回程度でOKです。1カ月もすれば血液の循環が以前よりずっと良くなり、早く勃起できるようになるんです」

 それだけではない。万が一、途中でなえてしまっても、血液の循環が良い体づくりをしっかりやっていれば、そこからの復活も早い。
 「何より有酸素運動は脂肪燃焼の効果が高いですから。次第に引き締まった体になって、見た目も格好良くなれますよ」

 これからの寒い季節は、室内で実践できる有酸素運動で、反応抜群のペニスを取り戻そう!

竹下なな
精力料理研究家。元AV女優であり、現在はヨガインストラクターとして活躍。大の料理好きでもあり、精力アップのための食材を使った簡単料理を日々、研究している。近著に『セックスが危ない!』(三和出版)。