中国大陸からiPhone 6を送付したはずが…  台湾に届いたのは「クッキー」

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(苗栗 15日 中央社)中国大陸からスマートフォン「iPhone 6」を発送したはずが、台湾の送付先に届いたのは金額100台湾元(約370円)にも満たない4袋のクッキーだった…。小包を受け取った北部・苗栗市に住む女性が10日、フェイスブック上にこの出来事を投稿すると、ユーザーからは「ひどすぎる」「ありえない」など同情する声が上がった。

女性によると、小包は中国大陸で働く兄から父親へのプレゼント。兄は上海で購入した1台のiPhone 6を物流会社を通じて送ったという。しかし、届けられた品物の実際の重量は物流会社で貼られた伝票の表示と異なっていた上、包装には破壊された形跡もあり、運送中に何者かによって盗まれたのは明らかだった。女性はその後、「内容物が違う」として小包を返却したという。

兄はスマートフォンを送付する際、4社の物流会社に断られており、配送を引き受けたのは5社目の会社。だが、同社からは内容物を「携帯ケース」と書き換えるよう求められていた。

女性の投稿に対し、ユーザーが過去に遭遇した同様のエピソードも寄せられた。父親が中国大陸から送ったブレスレットが廉価なネックレスになっていたケースや、先払いでデジタルカメラを購入したものの、届いたのは靴下だったというケースもあったという。

(管瑞平/編集:名切千絵)