問題の求人広告

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 韓国のとあるベンチャー企業の求人広告が、物議を醸している。

 問題の広告の内容は、こうだ。

「今回の求人では“運営/マーケティング”ポジションの募集となります。若く、大きな夢を持っていて覇気のある多くの人の支援を、お願いいたします」

 業務内容としては、コンテンツ企画・作成、バイラルマーケティングなどで、特に問題となる点は見当たらない。しかし、就職活動中、転職活動中の人であれば、業務内容とともに気になるのは応募資格だろう。この求人広告では、4つの応募資格が挙げられている。

「強い責任感」「マーケティング/SNSに対するセンス」「知性と美貌を兼備」。ここまではわかる。問題はこの次だ。

「Cカップ以上」

 AVや風俗店などではなく、一般の企業が出す求人広告の募集内容に、こんな意味不明な条件が掲載されていたのだ。しかもこの求人広告は、日本のindeedやマイナビなどのような、韓国の有名就業ポータルサイト「career」に普通に掲載されていたことから、韓国ではSNSなどを通して波紋が広がり、ニュースになるまでの騒ぎとなっている。ネット民たちからは「自分の目を疑った」「どんな神経で、こんな広告を出す?」といった声が上がっており、同社にはクレームが殺到中だ。

 また、この求人広告で、思わぬ迷惑を被っている人物もいる。先述の業務内容や応募資格の下に、“私たちの求める人物像”として女性の画像が掲載されているのだが、この画像の女性は、ユ・インナという芸能人なのだ。なんと、彼女の所属事務所は韓国芸能界でも有数の芸能プロダクションYGエンターテインメントで、こんな大手事務所のタレントの写真を無断で使用するとは大胆すぎる。

 ユ・インナは、映画にドラマ、テレビ番組MC、ラジオDJなど、多岐にわたり活躍するマルチタレント。顔はいわゆる“韓国女優顔”で、さまざまな画像を見てすぐにわかるのは、その抜群のスタイル。

 ちなみに彼女のバストサイズだが、この手の女優やタレントが公式にスリーサイズを公表することは珍しい。が、調べてみると、過去にとあるケーブルチャンネル番組の制作会見の際、記者からバストサイズを尋ねられ、「女性は生理周期によってサイズが変わりますよね? 私もそう。BとCを行ったり来たりします」と、あっさりとコメントしている。
 
 確かに、キレイな女性社員は職場を華やかにし、男性社員のモチベーションも上がる。しかし、バストサイズを限定するのは、やはりやりすぎだ。「(バストサイズを堂々と言えるくらいの)自信と責任感」程度にとどめるのが、得策だっただろう。