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米アドビ システムズは、2015年度第4四半期(2015年8月29日〜2015年11月27日)および通年(2014年11月29日〜2015年11月27日の決算を発表した。

第4四半期の業績に関して、同社の収益は過去最高の13億1,000万ドル、前年同期比22%増を達成。デジタルメディア分野の年間の経常収益は29億9,000万ドルに拡大し、3億5,000万ドルの増加。クリエイティブ分野の経常収益は、企業での普及が進み、Adobe Creative Cloudの有料サブスクリプション件数が個人版・グループ版合わせて83万3,000件の純増したことで3億1,000万ドル増加し、26億ドルに拡大した。Adobe Marketing Cloudの収益は、契約数の堅調な伸びと、予想を上回るSaaS型ソリューションの普及により、3億5,200万ドルを達成。前年同期比では、GAAPベース営業利益率が133%増、GAAPベース純利益が153%増。Non-GAAPベース営業利益率は58%増、Non-GAAPベース純利益率は59%増となった。その他の業績ハイライトとして、GAAPベース希薄化後1株当たり利益(EPS)は、0.44ドル。Non-GAAPベース希薄化後1株当たり利益(EPS)は、0.62ドル。営業キャッシュフローは4億5,500万ドル、繰延収益は過去最高の14億9,000万ドルに拡大。当四半期中に約140万株を買い戻し、約1億2,200万ドルの現金を株主に還元するという。

2015年度の業績に関しては、通年の収益は過去最高の48億ドル、前年比16%増となった。デジタルメディア分野の経常収益は、前年比11億2,000万ドル増加し、29億9,000万ドルに拡大。Creative Cloudの有料サブスクリプション件数は、個人版・グループ版合わせ271万件以上増加し、617万件に拡大した。Adobe Marketing Cloudの収益は、通年で過去最高の13億6,000万ドルを達成。年間契約件数約30%増も達成した。その他の業績ハイライトとして、通年のGAAPベース希薄化後1株当たり利益(EPS)は、1.24ドル。Non-GAAPベース希薄化後1株当たり利益(EPS)は、2.08ドル。営業キャッシュフローは14億7,000万ドル。当年度中に810万株を買い戻し、約6億2,700万ドルの現金を株主に還元するという。

同社のエグゼクティブバイスプレジデント兼CFOであるマーク ギャレット氏は、「2015年度を通じて実現したすばらしい業績により、重要な財務指標すべてで大きな伸びを記録できました。2018年度までの年平均成長率20%など、アドビの長期的な財務目標は、クラウドへの移行がまだ始まったばかりであることを意味しています」とコメントしている。

(シマダマヨ)