Apple Music、テイラー・スウィフトの『1989ツアー』ドキュメンタリー映像を独占配信。スウィフト本人が告知

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テイラー・スウィフトが、1989ワールドツアーを追ったドキュメンタリー映像をApple Music で独占配信すると発表しました。

テイラー・スウィフト本人がTwitterやInstagram、Facebookでアナウンスしたもので、配信開始は12月20日から。Apple Musicとテイラー・スウィフトといえば、6月のサービス開始直前、無料トライアル期間の楽曲使用料を払う払わないでひと揉めした間柄。

とはいえこのときは、アップルがあっさりと白旗をあげる 〜「スウィフトが『はじめて自分の作品を音楽ストリーミングに流してもいいと思った』ほど感激 〜 CD発売から8か月も経っていた「新作アルバム」の『1989』をApple Musicで独占配信... というなんだか三文芝居のような展開。まあそれはそれで面白いものではありました。

その後もテイラー・スウィフトとApple Musicの良い関係は続いているようで、今回はスウィフト本人が『1989ワールドツアー』のドキュメンタリー映像をApple Music独占で配信すると発表しています。



エンターテイメント情報サイトRecodeはアップルがスウィフト側と多角的な独占契約を結んでおり、今回のドキュメンタリー配信もスウィフト側とアップルの間で直接契約されたものだとしています。

つまり、当面はレーベルによる BD や DVD 発売はないと考えられます。またアップルは専属DJゼイン・ロウによるテイラー・スウィフトへのインタビューをBeats 1 で放送するほか、iTunes ギフトカードとのタイアップにも起用するなど、スウィフト推しを展開しています。

12月20日からのドキュメンタリーはもちろん有料会員のみが視聴可能。年末商戦の折、アップルはこの独占映像で現在650万人とされる有料会員数をさらに増やしたいところでしょう。またこの戦略が成功すれば、他のアーティストも同様に Apple Music で独占映像を製作、公開するようになるかもしれません。



ちなみに、テイラー・スウィフトのドキュメンタリーをまとめたのはスウェーデン人映像ディレクターのヨナス・アカーランド。

アカーランドは90年代前半に同郷のアーティスト、ロクセットの PV を多数手がけ、その後 ザ・プロディジーの『Smack My Bitch Up』、ジャミロクワイの『Canned Heat』などで強烈なイメージを示しつつ、マドンナの『Ray of Light』でグラミーのベストショートミュージックビデオ賞を獲得。その後もメタリカやU2、ポール・マッカートニー、ローリング・ストーンズ、レディ・ガガ、ビヨンセ、ピンクなどジャンルを問わずミュージックビデオを撮り続けています。



なお、アカーランドはエクストリームメタルバンド Bathory のドラマーだった過去もあり、現在もブラックレザーに長髪というロックなスタイルを貫いています。