英国のエリザベス女王の帽子も!帽子デザイナー・原田美砂個展が銀座で開催

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ファッションをアクセントにも主役にもなる帽子は、ヨーロッパの社交界では日常的な存在。2015年12月27日(日)まで銀座の「ポーラ ミュージアム アネックス」で開催中の原田美砂氏の個展「HATS OFF!-賛美の帽子-」を覗いてみると、この理由がわかるはず。

原田氏は、ロンドンを拠点に帽子ブランド「misaharada(ミサハラダ)」のデザイナーで、英国王室ご用達の帽子ブランド「Frederick Fox(フレデリックフォックス)」でそのキャリアをスタート。2002年にエリザベス女王在位50周年記念式典のパレードで、女王の帽子を作ったことでその名を馳せるように。

1998年に起ち上げた「misaharada(ミサハラダ)」は、多くのセレブリティに愛され、現在、10カ国で販売されているとか。イギリスを代表する帽子デザイナーのひとりである彼女が生み出す帽子は、もはやアート作品のよう。それだけに、日本初の個展は注目度もかなり高め。
今回の展示では、彼女がこの20余年の間に手がけてきた全36点の帽子が並ぶ。英国伝統のオートクチュールの技術をもとに、斬新な造形や新素材を取り入れた彼女のデザインは、エレガントでいながらワクワクするようなものばかり。特注のハットスタンドに展示されている帽子は、それぞれがまるで一輪の花のようにも見えてくる。

「普段使いのものからパーティーや舞台衣装に使われるものまで、さまざまな帽子が揃います。それをかぶるシチュエーションや合わせる洋服などをイメージしながら見ると、より楽しめると思います」と「ポーラ ミュージアム アネックス」担当の濱田さん。


4つのパートに分けられた会場では、さまざまな角度から原田氏の魅力を探ることができるとか。アトリエの雰囲気を再現した空間「Creation(クリエーション)」にはスケッチや帽子作りに使用する道具が、「Collection(コレクション)」のエリアには1998年から2016年春夏のコレクション作品が展示される。また、「Client(クライアント)」のコーナーでは、エリザベス女王や歌手のジャネット・ジャクソンなどの著名人が着用した型の帽子や写真を、「Collaboration(コラボレーション)」ではほかのデザイナーとの取り組みを見ることができる。

「特に人気なのが『Creation』です。作品スケッチや帽子作りへの思いについて語ったインタビュー映像から、彼女のクリエイティブの裏側を覗くことができます」(同)

個展タイトルにある「Hats Off」には“脱帽”つまり “お見事”という意味があるのだとか。女子のおしゃれ心をくすぐる作品やその世界観に触れて、帽子の楽しさを発見して。