火炎放射器付きドローンによる七面鳥丸焼き動画が登場、制作者は拳銃搭載ドローンと同一

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米国では定期的に出てくる感もある、武装ドローンの話題です。米国などにおける年末の風物詩である七面鳥の丸焼き「ホリデーターキー」を、火炎放射機を搭載したドローンで調理するという動画が公開されました。

作成者はオースティン・ハウアウト(Austin Haughwout)氏。同氏は7月に0.22口径の拳銃を装着したドローンのビデオを公開して様々な意味で話題となりましたが、今回はビジュアルのインパクトのみならず、同氏が再び作成した武装ドローンという点でも話題となっています。

【ギャラリー】火炎放射器付きドローンで七面鳥を丸焼きに (4枚)



この動画はホビー系通販サイト「hobbyking.com」の協力によるもので、動画には同サイトのクレジットが入っているほか、YouTubeの解説では、モーターとプロペラなど、ドローンの主要パーツに同サイト購入ページへのリンクが貼られています。

なお米国では、免許制度を導入しているカリフォルニア州以外においては火炎放射器に対する法規制がありません。3月にはThe Ion Productions というベンチャー企業がコンシューマー向けの火炎放射器をクラウドファンティングで発表し、話題に。現在では発売にこぎ着けています(下記記事を参照ください)。

誰でも買えるポータブル火炎放射器 XM42 発表。一台700ドルから




今回搭載された火炎放射器の射程は、動画で見る限り3〜4mといったところ。動画はドローン搭載カメラからの主観視点映像も含まれており、いわゆる「汚物は消毒だ〜!!」感も味わえる見事な仕上がりです。

ドローンを大型食材のバーベキュー調理に使う際の利点は、炎を当てる位置をある程度コントロールできることから、理論的には焼きムラを減少できる可能性がある点などが考えられます......が、動画を見る限り、現状では(当然ですが)そこまで精密な火加減はコントロールできないようです。

また残念ながら、動画では調理された丸焼きの状態は確認できず。動画のように、こちらが見事な仕上がりとなっているかどうかは判断できません。

一方で武装ドローンという観点から見ると、ビジュアル的な面も相まって、インパクトは比較的大きなもの。
ドローン犯罪に対する対抗策は現在各国が急ピッチで進めており、日本ではネットを備えた「捕獲用ドローン」を今月中旬から導入するというニュースが話題に。また米国ではドローンの操作に使われる電波を妨害して落とす対ドローンライフル(下記記事を参照ください)などが開発されていますが、今回の動画はこうした対策を進める要因ともなりそうです。

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