人気Facebookアプリが持っていった情報とは? Facebookセキュリティーで見落としがちなセルフ防御術(世永玲生)
無事にサービスを利用することが出来ました。
実はこのサービスは「公開プロフィール」と「タイムライン投稿」だけで利用できるサービスだったわけです。
それでも気になる人は 設定>アプリ設定 から、「×」マークを押してアプリを削除しましょう。
「アプリ削除」だけで本当に大丈夫なの?この記事の本題です。孫子も「戦わずして人の兵を屈するは善の善なるものなり」と仰っております(説明割愛)。
とりあえず気になった人も気にならなかった人も「編集」をクリックしてみてください。あなたの情報を見ることができる人がアプリを利用すると、アプリに対してあなたの情報が公開されることがあります。ここでは、共有される情報の種類を設定できます。
なんと、生年月日や居住地、利用しているウェブサイトなど、多数の情報が自分の「フレンド」がアプリを使った際に共有されてしまっていたのです(僕の例です)。
「公開プロフィール」のインパクトどころでは無いですね。
ということで、すべてのチェックボックスをオフにしてみました。右下の「保存する」で設定完了です。
更に、FacebookをSNSとしての機能だけで使いたい方は下記の設定を「無効」にすることで、Facebookログイン含む全ての機能をオフにすることも可能です。
公開しているフレンドリストの一覧の共有を防ぐには、この機能を使うしかありません。
これで自分でアプリを使わない限り、誰かの行動で自分の情報が取得されることを完璧に防ぐことが出来ました。
「アプリを使うと自分の情報が抜かれるからやめてくれ」と友人にツッコミを入れる前に、セルフディフェンスすることができるわけです。
まさに「戦わずして勝つ」ですね。というか、もしかしたら自分でアプリを一切使っていなかったのに、「戦わずして負けていた」かもしれません。
機能がどんどん拡張されて、どんどん便利になっていく「Facebook」。年の瀬に各種機能について色々掘り下げてみると、より安全に、より便利に利用できるかもしれませんね。