「食べる」=「太る」は間違え!食べることでもエネルギー消費しています

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 増えた体重をなんとかしたいと、食べたい物をガマンする毎日‥‥よくあるパターンですよね。でも、こうした一時的な絶食や断食は、その時は効果があるかもしれませんが、やめた途端にもと通り、いやそれ以上に太ってしまうことだってあるんです。

「実は私たちの体は、食べることでもエネルギーを消費しているんです。食べ物を胃で消化したり、腸で栄養素を吸収したりする時に使われるエネルギーがそれです。極端に食事を制限してしまうと、かえって脂肪を燃焼する能力を下げてしまうのです」

 こう教えてくれるのは、『これが本当のラストダイエット』の著書があり、パーソナルトレーナーでダイエットコーディネーターでもある大西ひとみさん。

 自らも20代の時にストレスで24kgも増えしまった体重を1年半で25kg減量し、ダイエットに成功した経験の持ち主です。

「具体的に言うと、炭水化物や脂質を単体で摂った場合、それぞれ総摂取カロリーの約5%が消費エネルギーとして使われると言われています。また、タンパク質だと同じく約25%。つまり、タンパク質は消費するのにより多くのエネルギーが必要なのです。この時、体内ではTEF(Thermic Effect of Food=食べ物による熱効果)という現象が起こります」

 なるほど、食事の後に体温が上がるのは、こういう訳だったのですね。そしてお肉や魚を積極的に食べたほうがいいのは、体を作る栄養素を摂るだけではなく、代謝によるエネルギー消費を上げる効果もあるのですね。

「ただ、私たちの食事ではそれぞれの栄養素を単体で摂ることはありませんよね。実際には総摂取カロリーの4〜10%が消費カロリーになっているのです。ですから、ダイエットの時には食べる」=「太る」という安易な考え方や意識は捨ててください。食べて消費するとい仕組みをうまく使って、食材の種類を考えながら“食べるダイエット”を心掛けてもらえればと思います」

 総摂取カロリーがあまりにもオーバーしているのであれば問題ですが、そうでなければ炭水化物を減らして、肉や魚や野菜を積極的に摂って、楽しみながらダイエットしていきましょう。