スパイクを脱ぐかと思われていたディエゴ・ミリートが、現役引退を延期した。インテルの3冠達成のヒーローであるミリートは、イタリアですべてを勝ち取り、アルゼンチンでまだ飢えを満たしていない。すでに次の目標を目指している。ラシン・クラブでコパ・リベルタドーレスを制覇することだ。

引退すると思われていた36歳のミリートは、「あと6カ月残ると言えてうれしい」と述べた。引退を2016年6月まで先送りにしたということだ。「ラシンの人たちに感謝する。続けるように僕を説得すべく、手を尽くしてくれた」。

そしてミリートは、ひざの問題に悩まされていたことで引退を早めることを考えていたと明かした。

「やめようと思った瞬間があった。ひざの痛みがすごかったんだ。でも、このクラブでコパ・リベルタドーレスを戦ってからにするよ」

ミリートは前進を望んでいる。だが…

「何があっても、2016年6月には確実に引退するよ」