「人をダメにするソファ」と呼ばれるほど巨大で大人ひとりが埋もれるサイズのビッグなビーズソファ「Yogibo(ヨギボー)」に座っていると、体に触れている部分がホカホカと温かくなってくるので、「ということは、冬場にYogiboとこたつを組み合わせると最強なのでは?!」ということで、実際に禁断の組み合わせを試してダメ人間ライフになるかどうか確認するべく、和室や洋室などさまざまなインテリアとYogiboを合体させたショールームがあるというYogibo Storeに行ってみることになりました。

Yogibo(ヨギボー) - 公式オンラインストア

http://yogibo.jp/



アメリカ発のYogiboが日本に上陸して以来1年が経過、記事執筆時点ではなんと東京・大阪・名古屋に合計9つのストアを出店するほどとなっており、まさに飛ぶ鳥を落とす勢い。今回はその中でも2015年11月末にオープンしたばかりのYogibo御堂筋本町店へゴーゴー。



入口には巨大な「yogibo」のロゴが掲げてあり、店舗正面の壁が全て透明のガラスという見た目も相まって、通りすがりの人が「おおっ?!」と驚いて足を止めるほど目立ちまくり。



ガラス扉を通ってお店に入ってみると、広い店内のあちこちにカラフルなYogiboが展示してあり、どこを見てもソファやクッションだらけのモフモフ状態。Yogibo御堂筋本町店は日本での旗艦店という位置づけで、Yogibo Storeの中でも世界最大の約150坪という店舗面積。とにかく広い、そしてデカい。



どこを見てもYogiboだらけ。



展示してあるYogiboはすべて、誰でも自由に座ることが可能となっており、初めてYogiboを体験する人でもすぐに「ダメ人間ライフ」まっしぐらな感じになれるようにできています。ダメな道に引き込む説明パネルの完成度は一級品です。



子どもの背丈ほどもある高さのYogibo Maxが色違いで何個も立っている様子は、圧巻の一言。ここにアタックしてもふもふすればきっと幸せな気分で昇天できるはず。



◆こたつとYogibo

お店の壁沿いには、洋風のリビングや和室など、いろいろなシチュエーションにYogiboを合わせたブースが並んでいます。イメージ的には、Yogiboに占領されたイケアという感じ。



こたつの周りを囲むように三方向にYogiboを配置した和室ブースを発見。



Yogiboシリーズの中で最も大きい全長約170cmの「Yogibo Max」は、通常は本体を立てた状態からソファの上に座り込みますが、こたつに合わせる際は以下のように、横向きに寝かせて使用するとちょうどよさそう。



ということで、実際に横向きに置いたYogibo Maxに座り込んで、そのままこたつへスライディングしてみました。

超巨大ビーズソファYogiboでこたつへスライディング - YouTube

まずはYogiboの前に立ち……



ストン、と座ります。



そのまま体をズルズル……と前へ滑らせて、こたつにイン。体の動きに合わせて特殊素材のカバーとビーズが体の形にフィットするので、どんな体勢でも安定感は抜群。普通のソファや綿入りのクッションでは実現できない快適さを作り上げています。



こたつとYogiboの組み合わせをさらに高めるべく、次はU字型のリラックスオプション「Yogibo Support」とYogibo Maxを組み合わせて使ってみます。



Yogibo Supportを肩の下に置けば、肩から背中にかけてのフィット感が倍増。実際にYogiboとこたつの組み合わせを体験した白馬の編集部員からは、「自分の体温でYogiboがホカホカと温かくなり、こたつの電源を入れなくても十分温かいので、このままお昼寝に突入しそう」という感想が飛び出していました。



横から見るとこんな感じで、肩から下が完全にYogiboとコタツに埋もれるという至福の体勢。



こたつに入ってみかんを食べている間に、いつのまにかウトウト……となってしまっても、Yogibo Supportが背中をしっかり支えてくれるので大丈夫。冬の快適ライフを満喫してダメ人間まっしぐらになってしまうはずです。むしろダメ人間ライフの王道をひた走るぐらいの勢いすら感じさせます。



今度は、細長い棒状の「Yogibo Roll」とYogibo Maxのコンビを使ってみると……



こたつに入りながら体勢を変えても、Yogiboが体の側面をばっちりサポートしてくれるので、いつまでもこたつの中に入り続けられそう。寒い時期にこたつから離れられないという人ほど、Yogiboを使えばさらにこたつ依存度が高まること間違いなしです。



複数のYogiboでこたつを囲めば、お正月などの大勢が集まってこたつを囲むような場面でも活躍でき、みかんを食べる手も爆速で進み、実にいい雰囲気になれるはず。



◆キングサイズのYogiboや人形型のYogiboなどを試してみた

「Yogibo Double」はYogibo Maxの2倍の大きさで、日本では2015年12月から取り扱いが始まったもの。カバーの中にはYogibo Maxが2つ並んで入っています。



目にした瞬間、思わずダイブしたくなるほどの夢のようなサイズなので、さっそく実際に全身をYogibo Doubleにうずめてみました。

ベッドサイズの巨大な「Yogibo Double」にダイブ - YouTube

寝転んでみるとこんな感じで、頭から足までがすっぽりとYogiboの中へズブズブと埋まっていきます。



横に長い形のYogibo Maxとは異なり、Yogibo Doubleはどの方向から倒れ込んでも全身をソファにうずめることが可能です。



「長細いYogibo Maxが2つ入っているということは、ソファの間にスキマができるのでは?」と思って中央に寝転んでみると、2つのYogiboがカバー内にみっちりと詰まっているのでスキマは全く発生せず、1個の巨大なソファとして問題なく使うことができました。



Yogiboに顔や腕がついた「Hugibo(ハギボー)」も新しく日本での取り扱いが始まったばかり。



数あるブースの中で、家具をブラウン系でそろえた、落ち着いた雰囲気の洋風のリビングルームがあったので……



ここにHugiboを持ち込んでみます。



Hugiboの座り方はYogiboシリーズ共通で、Hugiboを立たせた状態で後ろ向きに座り込めばOK。他のYogiboとは異なる点として、Hugiboは側面から腕が伸びていて、両手のひらには黒いマジックテープが貼りついています。



マジックテープ同士を貼り合わせれば、まるで後ろからギュッと抱かれているかのようなフィット感を得ることが可能。



ただし、高さが約110cmと、大人が使うにはサイズが小さめなので、子どもが遊ぶのにちょうどよさそうな感じでした。



Hugiboはライムグリーン、アクアブルー、ピンクの全3色がラインナップ。



また、ライムグリーンとアクアブルーの2色は、ミニサイズの「Hugibo Mate」というぬいぐるみもあります。



Yogibo Max/Midi/Mini/Supportのカバー素材に、はっ水性と耐久性に優れたUV安全カバーを使用した、「Zoola(ズーラ)」シリーズも2015年12月から登場。



Zoolaシリーズは、もともとアメリカ国内向けに、船の上で使うことを想定して作られた製品とのことで、防水性能の高いカバーに仕上がっています。触ってみるとザラザラとした手触りで、生地自体が分厚く少しゴツゴツしています。



Zoolaのカバーに水を垂らしてみると、水が玉になって布の上をコロコロと転がるほどはっ水性が高いことが分かります。Yogibo Storeのスタッフに話を聞いたところ、Zoolaの上に飲み物などをこぼしてしまっても、ササッと拭き取れば汚れが付着する前に落とすことが可能なので、小さな子どものいる家庭や高齢者の介護時にZoolaの使用を想定しているそうです。



一方のYogiboはサラサラ・ふわふわ触感で、どちらのタイプが肌に合うのかは好みが分かれるところ。実店舗で両方のカバーの触り心地を試してみれば、どちらが自分の好みに合っているかがはっきりとわかります。



カバーの素材が異なるためか、座ってみるとYogibo Zoolaの方が感触が固めで、座ったまま体を動かしてもビーズがズレにくい印象でした。



Zoolaのカラーラインナップは青や緑などの単色以外にも、ストライプ柄や水玉模様なども用意されています。



◆Yogiboを保管している地下倉庫に潜入

出荷前のYogiboは、お店の地下倉庫に保管してあるとのことなので、実際に見せてもらいました。

こちらはHugiboの中身。くにゃりと曲がった胴体部分が愛らしい感じです。Hugiboの後ろにはYogibo MaxやYogibo Rollなどが置いてあり、カバーをかける前の真っ白のYogiboが積み上がっている様子は、思わず我を忘れてタックルしたくなるほどです。



「Hugiboの腕と頭はどこにあるのか……?」と不思議に思い、カバーを外して見てみると……



カバーの内側に、別添で腕と頭の形のクッションが付属していました。



YogiboはMini(小)、Midi(中)、Max(大)の3種類がありますが、「小と中」「中と大」の区別がつきにくいため、Midiのチャック部分を黄色に変えることで見分けているそうです。また、Yogiboの周りには扇風機と除湿器が置いてあり、部屋を換気するだけでなく、製造直後のビーズは湿気を含んでいるので出荷前にビーズを乾燥させるという目的もあるとのこと。扇風機と除湿器は24時間回し続けているそうです。



倉庫の片隅には、HugiboやYogiboのカバーが詰まった段ボールも山積みに置かれていました。この地下倉庫に置いてあるYogiboやカバーは店頭販売用の在庫で、Yogiboの工場には公式サイトの通販用にさらに多くのYogiboがあるとのことでした。



◆Yogibo御堂筋本町店はこんな感じ

続いて、お店に戻り、店内の他のブースも見てみることに。



思わず寝転びたくなるYogiboがてんこもりの「Yogibo Store 御堂筋本町店」をウロウロ - YouTube

子ども部屋に、ピンクや緑などポップなカラーリングのYogiboを合わせるとこんな感じ。



ミニサイズのYogibo MiniとYogibo Supportで読書タイム。



かけ布団のカバーにYogiboと同じ素材を使った「Cozybo(コジボー)」。



Yogiboと同じように、体温をCozyboが吸ってホカホカと温かくなり、肌触りもやさしいのですぐに眠気が襲ってきます。



モノトーン調の家具でそろえた高級感のあるブースにもYogiboがマッチ。



ワイングラスを片手にゆったりとくつろぐシチュエーション。



深い赤ワイン色を基調としたシックな雰囲気のブース。



Yogibo1個に1人ずつ座ってシャンパンで乾杯してみたり……



2人で1個のYogiboをシェアするのもよさそう。



店舗の奥に進むと、小さい子ども向けのプレイルームをイメージしたブースがあります。



キッチンやテーブルセットが置いてあり、おままごと遊びっぽい感じ。



実際に家でYogiboを使うシチュエーションをイメージしやすいブースがそろっています。部屋に置かれている犬のぬいぐるみやボールも、すべてYogiboシリーズの製品という統一っぷりでした。



Yogiboグッズは、店舗中央のレジカウンター前にぬいぐるみや小物をずらっと並べてあり、好みのぬいぐるみや小物などをじっくりと見ることが可能。



Hugiboや、キリン、ブタ、カエル、ネコ、イルカ、サル、ペンギン、コアラ、犬など、ありとあらゆる動物のぬいぐるみがそろっています。



サポートオプションのクッションも盛りだくさんで、色や形も選び放題です。



なお、Yogiboの実店舗と公式オンラインストアでは2015年12月25日(金)まで全製品が10%オフとなるクリスマスセールを実施していて、さらにオンラインストアでは1万円以上のグッズを購入すれば送料は無料となっています。なので、今すぐポチればすぐさまあなたもコタツでぬくぬく完全ダメ人間ライフを過ごせるようになる、というわけです。

Yogibo(ヨギボー) - 公式オンラインストア

http://yogibo.jp/



実際にYogiboを試してみるには、以下のショップリストから最寄りのYogibo Storeや期間限定ショップ、またYogiboを設置しているインターネットカフェなどを探すことが可能です。

Yogibo(ヨギボー) - ショップリスト

http://yogibo.jp/?mode=f2