速く動かしてはダメ! 髪と頭皮が元気になるブラッシングテクニック

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髪のブラッシング方法に気を配ってみたことはある? 今回はAACクリニック銀座院長の浜中聡子さんに正しいヘアブラッシングのポイントを聞いた。

まずブラッシングの最初に行うべきは、毛先のもつれをときほぐすこと。からまっている状態で髪の根元にブラシを入れると、毛根にダメージを与え、切れ毛や薄毛を招くことにもなりかねないとか。

「これを避けるためには、毛束のまん中を指でつまみ、毛先から少しずつとかしていく習慣をつけましょう。また、パサつきが気になるときは、ブラッシング前にアウトバストリートメントを使うと、もつれや引っかかりを防ぐことができます」(同)

毛先のもつれがほどけたら、ブラシを髪の根元にやさしく置き、頭の丸みに沿うようにブラシを動かして、根元から毛先までとかして。

「このとき、ブラシをゆっくり動かすのがポイントです。速く動かしてしまうと、髪の表面を覆っているキューティクルを傷つける原因になるだけでなく、静電気を起こして髪を傷めてしまう可能性もあるので気を付けましょう」(同)

また、頭皮を傷付けないためには、毛先がやわらかいブラシを選ぶことも大切。例えば、豚毛やイノシシ毛を使ったものがおすすめとか。こうしたブラシは静電気を起こしにくく、髪に自然なツヤを与えてくれるそう。また、ブラシそのもののお手入れも忘れずに!

「抜け毛やホコリ、頭皮の角質、皮脂などがついたままのブラシでとかすのは、自分の髪の毛に雑菌を付けているようなもの。からんだ毛や汚れはこまめに取り除き、ブラシを清潔に保ちましょう」(同)

ちなみに、シャンプー前のブラッシングは、髪の表面の汚れを落とすことが目的。髪を濡らす前に頭皮を傷つけない程度の刺激でブラッシングを。

「こうすることで、頭皮や髪に付着したホコリや汚れが浮いて、シャンプーの洗浄効果がアップします」(同)

ブラッシングの基本は、ゆっくり、少しずつ、丁寧に。ブラシの衛生面にも気を配ってきれいな髪を目指そう。

浜中聡子
医学博士。AACクリニック銀座(中央区銀座)院長。北里大学医学部卒業。米国抗加齢医学会専門医、国際アンチエイジング医学会専門医、米国先端医療学会専門医。心身両面からのケアで「ウェルエイジング」を提唱。著書に『女性のための“頭髪外来”〜髪・からだ・こころに効くトータルセラピー』(扶桑社)などがある。