10日、靖国神社の爆発事件で逮捕された韓国人、全昶漢容疑者の名前や顔を日本のメディアが報道したことについて、韓国政府が日本政府に公式に抗議した。写真は靖国神社。

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2015年12月10日、韓国・聯合ニュースによると、靖国神社の爆発事件で逮捕された韓国人、全昶漢(チョン・チャンハン)容疑者の名前や顔を日本のメディアが報道したことについて、韓国政府が日本政府に公式に抗議した。

韓国外交部の趙俊赫(チョ・ジュンヒョク)報道官は記者団に対し、「(容疑者の)写真や名前といった身元情報が必要以上に詳しく公開されたことなど、日本メディアの報道について外交ルートを通じ日本に公式に抗議した」と述べた。日本の報道各社は慣行に従い、9日に逮捕された容疑者の実名や顔の画像を報じたが、韓国では容疑者の身元公開にはより慎重であるべきとの指摘の声が上がっていた。韓国政府の抗議はこうした点を念頭に置いたものとみられる。

一方、趙報道官は今回の事件が日韓関係に及ぼす影響について問われ、「捜査結果がまだ出ていない状況では判断できない」と述べるにとどめた。

この報道に、韓国のネットユーザーからは次のようなコメントが寄せられている。

「マスクに帽子をかぶらせて、犯人の顔を隠してあげる韓国の方がおかしいんじゃない?」
「こういう時代に、被疑者の顔も名前もきちんと公開しないのは韓国だけ」
「外国では犯人の顔を公開するのが普通だよ。日本だからってわけじゃない」

「韓国は容疑者の人権だけは尊重されるおかしな国」
「韓国で日本人の犯人が顔を隠して出て来たら、同じことを言える?公開したことは間違ってないと思う」

「日本のメディアは容疑者の家まで行って取材してたらしいけど、それについては抗議しないの?」
「日本はやっぱりちょっと変な国だと思う。用を足しにトイレに行ったのが、何の罪になるんだ?」

「政府はわれらが英雄を連れて帰って来るべきでは?」
「今回の件は、日本の捏造(ねつぞう)がひどい。まだ犯人も捕まえてないうちから、韓国人が容疑者だと報道されていた。もしこの人が犯人じゃなかったら、また何となくやり過ごすつもりなのか?」(翻訳・編集/吉金)