更年期障害の症状は「トマトジュース」で改善できる

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「まだ私には関係ない!」と思っていても、女性ならある程度の年齢になれば必ず経験するのが「更年期障害」です。

 ホットフラッシュと呼ばれる急にはじまる激しい火照りや倦怠感、それに理由のない不安感など、人によってはとても辛い症状が襲ってきます。

 この症状は、女性ホルモンの分泌量の増減によって自律神経の調子が乱れることにより引き起こされるもの。したがって若い女性でも、生理の前後などは多少似たような症状が出ることもあります。

 治療には自律神経の働きを整えるか、女性ホルモンを補充するといった方法が行われますが、最近の研究では“ある食品”を摂ると軽減できることもわかってきました。

 その食品が「トマトジュース」。アメリカの「Nutrition Journal」というウェブサイトに掲載された情報によると、更年期障害の症状を訴える95人の40〜60歳の中高年女性を対象に研究が行われたそうです。

 研究に参加した人たちには、無塩のトマトジュース200mlを1日2回、普段の生活は変えずに飲むようにお願いしたとのこと。そして4週間後と8週間後に症状や血液検査の値が、どう変化するかを分析しました。

 最終的に93人の女性がこの試験を終了したそうですが、そのほとんどの人たちが更年期障害の症状や不安症状が軽減する結果が得られたそうです。

 また、試験開始時に中性脂肪が150mg/dl以上の人に対しては、その値も測った結果、改善が見られたそうです。さらに心拍数や安静時のエネルギー消費が増加するなど、代謝が良くなるきざしもあったことがわかってきました。

 トマトやトマトジュースには、各種のビタミンやリコピン、β-カロテンという抗酸化物質が含まれていて、動脈硬化や老化を予防して美肌にも良いことが知られています。

 このような効果と今回の実験での因果関係はレポートでは触れられてはいませんが、更年期障害の症状をやわらげることは確かなようです。

 美容と健康のためにも、トマトやその加工食品は、積極的に摂ったほうが良さそうですね。

 私たちの身近にある食べ物や飲み物には、まだまだ隠された力が潜んでいる物があるかもしれません。