ジャンボ七草籠も登場!向島百花園で「献上七草籠」を作る「伝統技能見学会」

写真拡大 (全4枚)

せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ…お正月の七草粥に使われるこれら7種類の若菜を寄せ植えにした「七草籠」って、知っていた? 江戸時代に生まれたもので、風流なお歳暮として親しまれてきたとか。この「七草籠」を伝統的な技法で作る様子が、見学できるイベントをご紹介。

2015年12月23日(水・祝)、墨田区の「向島百花園」で「伝統技能見学会〜春の七草籠の制作」が開催される。当日は、毎年皇室に献上しているという「献上七草籠」と、高さ1m、直径50cmの「ジャンボ七草籠」を技術職の職員さんが制作する様子を見学できるとか。

「お正月の七草がゆに使われるこれらの若菜は、お正月料理で食べ過ぎた胃を休める目的があり、七草籠は実用的なギフトだったようですね。実はこの七草籠は、向島百花園が始まりと言われております。明治の中ごろから宮中に納めるようになり、今でも職員が丹精込めて制作しています」と、広報担当者さん。


見学会で制作された七草籠は、1日休ませた後に12月25日(金)から2016年1月7日(木)まで、「春の七草籠の展示」という形で見ることもできるとか。「献上七草籠」、「ジャンボ七草籠」が展示されるほか、「春の七草コーナー」には地植えされているものも登場するそう。


また、12月23日の15時からは、向島百花園の技術職員さんが園内を案内するイベント「庭さんぽ〜庭守さんと歩こう〜」も開催。こちらでは、庭園の中を歩きながら、庭の見方や庭を管理する技術なども紹介してくれる。

「普段行われている庭園ガイドとは違い、実際に庭師として作業をしている職員の話が聞けるものです。この時期は、雪の重さから木を守るための『雪吊り』などについても、詳しい話があります」(同)

鮮やかな青竹の籠に寄せ植えされた、春の七草籠。風流なお正月飾りを見て、新しい年の到来を感じて。