飛距離が魅力的な鈴木麻綾(撮影:ALBA)

写真拡大

<LPGA新人戦 加賀電子カップ 初日◇9日◇グレートアイランド倶楽部(6,480ヤード・パー72)>
 今年プロテストに合格した新人プロのみが出場する『LPGA新人戦 加賀電子カップ』。度肝を抜く飛距離を披露したのが1アンダー10位タイにつけた鈴木麻綾だった。
国内女子ツアーをフォトギャラリーで振り返る!
 三重県出身で今年20歳となった鈴木は、パワフルなビッグドライブが持ち味で、昨日の練習ラウンドでも「キャリーで260ヤードくらい飛ばした」と飛距離で同期を圧倒していた。初日のラウンドでも「思いっきり振ったのは2度」ながらも存分にその存在感を見せつけた。
 そんな鈴木は今年のプロテストでも武器を最大限に活かした猛チャージで、最終日には記録の残る96年以降の最少スコアとなる“64”を記録。初日の97位からの大まくりでライセンスを掴むと同時に今大会への出場権を得た。
 もともと飛ばすポテンシャルはあったという鈴木。ゴルフを始めた小学6年生の時に、スイングも固まっていない中で200ヤードを計測。当時教えてもらっていたコーチが「俺より飛ぶんちゃうかな」と感じるほど。その後も体力の向上、スイングの上達などメキメキと力をつけて、飛ばし屋として頭角を現した。
 だが飛ばし屋にありがちな正確性の低さがずっと課題となっていた。そんな荒れ球を改善に導いたのがツアーでも活躍したティーチングプロ資格を持つ伊藤順子。今年から師事すると、ゴルフ向けのピラティスを導入。スイング中の呼吸のしかたを身に付け、中心となる軸を構築すると「ショットの精度が変わった」と見違えるほどに成長。打球のブレ幅が小さくなった。
 先週行われたファイナルQTでは97位でフィニッシュ、レギュラーツアーの出場権を得られず、来年はステップ・アップ・ツアーが主戦場となる。だが、今年の「中国新聞ちゅーピーレディースカップ」で2位に入る等すでに実力は上位と遜色はなく、来年レギュラーツアーへの切符を掴む可能性は十分にあり得る。最終日でも大きな可能性を秘めるルーキーに注目したい。
<ゴルフ情報ALBA.Net>

【WITB】
「調子を考えたら首位に立てると思わなかった」森美穂が自身もびっくりの首位T発進
今週は日本ツアー代表!女王イ・ボミ率いるLPGAが連覇に挑む
女子ツアー対抗戦の写真をUP!女子プロ写真館