彼はセリエA前節ジェノア戦のことを何も覚えていないという。そのため、インテルが再び首位に立った瞬間を逃さないために、テレビで試合を見返したそうだ。

ジェノア戦の前半にギャリー・メデルとの衝突で頭部を痛めたフェリペ・メロが、8日にトレーニングを再開した。『Inter Channel』で、選手は次のように述べている。

「神様のおかげで元気だよ。試合のことは何も覚えていない。でも幸いなことに、僕は元気だ。家族はすごく怖がっていた。今は元気だから、みんなのメッセージに感謝している。それと神様にね」

戦士であるメロは、ガッツを失っていない。

「道のりはまだ長い。でも、ここまでの僕らはとてもうまくやってきた。テレビで試合を見直したよ。僕らはシーズン前半戦をうまく終えなければいけない。次のウディネーゼとのアウェーゲームは難しい試合になる。それからラツィオ戦もあるんだ。僕らは今やっているように続けなければいけない。試合ごとにね。相手をリスペクトしつつ、でも常に勝利を目指すんだ。僕らはインテルだからね」

メロはインテルの勝利の方程式が「団結」にあるとみている。スクデットを考えるのも、夢物語ではないようだ。

「ユヴェントス戦で僕は確信した。ガラタサライで3冠を成し遂げたけど、僕らは最強のチームじゃなかったんだ。でも、僕らはファミリーだった。今のインテルも同じだ。23、24選手が同じ目標を持ち、戦おうと考えている。チームメートを助け、勝つことを考えているんだ。だから堅固で素晴らしいチームになるんだよ」