カリフラワーは一年中八百屋さんやスーパーに出回っている野菜ですが、実は冬が旬。白いカリフラワーが一般的ですが、実は違う色のカリフラワーがあることや、ビタミンCが意外にも豊富なことをご存じでしょうか?

カリフラワーにはオレンジ色も!

カリフラワーと同じ仲間は、形状からも分かるようにブロッコリー。ほかにもキャベツや白菜、菜の花、チンゲンサイと同じアブラナ科の植物です。和名ではハナヤサイと呼ばれます。カリフラワーは白いと思っている人がほとんどだと思いますが、「オレンジブーケ」「バイオレットグリーン」、グリーン色などもあります。さらに驚くことは、色がついたカリフラワーは、ゆでるとブロコッリーのような色になってしまうことです。

レモン果汁を超えるビタミンC

白いカリフラワーを見ると栄養価が低い印象がありますが、カリフラワーにはビタミンCが豊富です。100g中53mgビタミンCが含まれていて、美肌効果を持つほか、風邪の予防や疲労回復、免疫力アップに効果があります。ビタミンCが多いレモン果汁が100g50mgですからほとんど含有量に変わりがないですね。ブロッコリーにも100g54咾離咼織潺Cが含まれますが、調理のときに加熱に強いのがカリフラワー。茹でてサラダに使うときや炒め物や揚げ物などにはカリフラワーのほうが向いています。

βカロテン・アントシアニンは色つきカリフラワーに

カリウムも多く含まれて体からナトリウム(塩分)を排出してむくみをとり、コレステロール値や血圧を下げる効果があります。また筋肉のけいれんを防ぐ効果があります。グリーン色のものは白いカリフラワーの2倍のビタミンCが含まれます。「オレンジブーケ」はβ-カロテンが豊富です。体内ではビタミンAに換わって皮膚や粘膜の健康を維持して美肌やきれいな髪を作ってくれます。「バイオレットグリーン」は目の健康にはたらきかけるアントシアニンが豊富。また、アブラナ科の植物に含まれるMATS(アリルトリスルフィド)はガン予防にも効果が期待されています。これから注目の成分ですね。

意外にも栄養価の高いカリフラワー。今年の冬は、カリフラワー料理のレパートリーを広げてみてはいかがでしょうか?


writer:松尾真佐代