北斗晶、「母親業は死ぬまで現在進行形だよ」。そのパワフルな子育て論に感動
 2015年9月の乳がん摘出手術後、現在も治療中の北斗晶さん。夫の佐々木健介さんはもちろん、2人の息子たちも母を励まし、助け、笑わせている――そんな姿をブログで見ていると、「どうすれば、こんないい子に育つの?」なんて思えてきます。

 病気を公表する直前に、北斗さんはこう記していました。

「いい母親かどうかは、あたしがこの世から消えてなくなるときに子どもたちが決めてくれる。その意味では母親業って、ずっと現在進行形」(文庫『北斗晶の元気が出る熱血子育て相談』まえがきより)。

 この時点で、ご自身は病気のことを知っていたそう。どんな気持ちで書いたのでしょうか…。

 そこで、北斗さんが以前に語ってくれたなかから、彼女の「子育て論」を考えてみましょう。
◆子どもが2人以上いるお母さんに絶対にしてほしいこと

「子どもって成長のスピードも性格もさまざまだよね。ウチは5歳違いだけど、下の子が要領がいいんだ。自分から手を出しておいて、お兄ちゃんにちょこっとこづかれると、すかさず泣いて周りにアピール。そうすると、お兄ちゃんがいつも怒られるんだよ。上がまた、自分の気持ちを伝えるのが苦手だから、もう悪循環。

 そんなときは上の子を呼んで2人きりの時間をつくる。で“ナイショだよ”って言いながら、ひざの上にのせ、胸に頭をぴったりくっつけていろんな話をするんだ。“いつもお手伝いしてくれてありがとね”とか“ホントにいい子だね”といっぱいほめて、おまえがかわいくてたまらないよってことを伝えて、甘えさせえてあげる。

 たまに2人きりになることがとても大切だと思うよ。今は大きくなっちゃったから、さすがにやらないけどね。」

◆ほめるための仕組みづくりを

「宿題をしない、お手伝いをさぼる…。子どもって次から次へと怒られることをするよな。だからお母さんは毎日のように怒る。子どもは怒られ慣れて、聞き流して、同じことを繰り返す。こりゃ、親子ともにストレスがたまるだけだよ。

 こんなときは、怒るより、ほめるほうが、ずっと効果があるんじゃないかな。

 ウチの子に有効だった方法がコレ。

 まず、デカい紙に日づけを書き、宿題、お手伝い、忘れ物などの項目を書いて表にする。で、ちゃんとやったら○、ダメなら×を書いていく。励みになるように、○1個につき20円とかって決めて、たまったらお金に換えてあげよう。ケンカしたら○を減らす、みたいなルールを決めてもいいね。

 で、○がつくたびに、子どもをうんとほめてやろう。お金に換えることには、賛否あると思うから、それぞれの考え方でアレンジすればいいと思う。大切なのは、ほめるための仕組みをつくってあげることなんだ」

◆外での様子を子どもに話してもらうには

「ウチの子が幼稚園に通っていた頃の話だけどさ、こっちは幼稚園の様子をいろいろ聞きたいのに、子どもがあまり話してくれない。“お弁当おいしかった?”“うん”、“なにがおいしかった?”“忘れた”、“幼稚園でなにした?”“ひみつ”。

 子どもって“ナイショ”や“ひみつ”が大好きだからさ、まあ気にすることないんだけど、なかには、外での子どもの様子を知りたくてやきもきしちゃうお母さんもいるだろうね。

 そこで、子どもに口を割らせる方法を伝授するよ。あたしがよく使うのは、“教えてくれたら、ママのもっとすごい秘密を教えてやるんだけどな”って言うの。たいてい、“ええ? なになに、教えて!”と言ってくるから、“じゃ、ママにも教えて”と交換条件を出す。

 そして、“絶対、だれにも教えるなよ”と指切りげんまんなんかしちゃって、“せえの”で秘密をばらしっこする。要するに、遊びにしちゃえってことだな」

 彼女の最新刊『北斗晶の元気が出る熱血子育て相談』では、お母さんたちから寄せられた迷いや悩みに、熱血子育て論で答えてくれています。その根本は「大丈夫、ちゃんと愛せば伝わるよ!」ということ。

 最近のブログを見ると、帽子やマスク姿で、ご飯をつくって家族と楽しそうに食べている北斗さんの姿が…。まさに「現在進行形」のお母さんなんですね。

<TEXT/女子SPA!編集部>