DragonFly BSDプロジェクトは12月7日(米国時間)、「Release44|DragonFly BSD 4.4|DragonFly BSD」において、DragonFly BSDの最新版となる「DragonFly BSD 4.4」の公開を伝えた。OpenSSLの脆弱性アップデートに対応するためにVersion 4.4.0は公式にはリリースされておらず、今回リリースされたVersion 4.4.1が最新版となる。

「DragonFly BSD 4.4」における主な注目点は次のとおり。

・グラフィックサポート(radeonドライバおよびi915ドライバ)をLinuxカーネル3.18に相当するバージョンへアップデート
・CLDR (Unicode Common Locale Data Repository) 27.01導入によるCollationに対応した処理の実現(言語および地域の設定を反映してソートの順序を適切なものへ変更する機能)。リリース現在、この機能に対応した*BSDファミリーはDragonFly BSDだけとなる。FreeBSD開発版へはすでに同じコードがコミットされているため、FreeBSD 11.0-RELEASEからはFreeBSDでも同様のふるまいをするようになる
・Unicode CLDR Project (の提供するロケールデータの導入
・正規表現ライブラリをFreeBSD互換からApple互換へ変更
・システムのデフォルトリンカをGNU goldへ変更

DragonFly BSDはFreeBSDから派生したオペレーティングシステムであるため、多くのデータをFreeBSDと同期させている。今回のリリースではFreeBSDで更新が古い部分などをより積極的に新しいデータへ置き換える取り組みが実施されている。

(後藤大地)