謎のvvvウイルス流行中?、「デススター」レーザー兵器を自作、U-2偵察機分解整備風景(画像ピックアップ10)

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1週間のうち、拾いきれなかったをニュースを集めてお伝えします。今週は謎の『vvv ウィルス』の話題や実際にレーザーを発する DIY デス・スター、1957年から使われ続ける偵察機の分解整備動画などをお送りします。
 

レアメタル不要のナトリウムイオン充電池試作品が完成


フランス国立科学研究センター(CNRS)などの研究者が、ナトリウムイオン電池の試作に成功したと発表しました。ナトリウムイオンバッテリーの特徴は、高価なリチウムではなく、資源として豊富なナトリウムを利用するところ。

CNRS の試作品は、現在主流のリチウムイオンバッテリーと同じサイズ・構造で、マイナス側の電極に酸化チタニウム合金を使用したもの。この電極の部分がどれだけナトリウムイオンを蓄えられるかで電池の容量が決まるため、同じくナトリウムイオン電池を研究する東京理科大学などはマンガンと鉄の混合素材を試したりしています。

一方、CNRSが選択したのは酸化チタニウム。その詳細は明らかにしていないもののすでに今年10月には特許申請を済ませたと発表しています。

まだリチウムイオン電池に比べれば蓄えられる電気の量は少なく、電圧もやや低いナトリウムイオン電池ですが、一部の地域でしか採取できないレアメタルのリチウムと違い、ナトリウムは事実上無尽蔵に存在します。電気自動車やモバイル機器など、さらなる需要が見込まれる分野なのでさらなる容量アップとコストダウンを実現してほしいものです。
[Image : V. GUILLY/CEA]

国産ステルス機ATD-X 、来年早々にも飛行テスト

三菱重工が開発している先進技術実証機(ATD-X)が、来年早々にも飛行テストを実施すると伝えられています。当初は「心神」という名前がつけられていたこの機体は、国産機初のステルス性能を備えるのが特徴。ただし実践投入のためのステルス戦闘機ではなく、あくまで先端技術を実証しノウハウを蓄積するために開発しているもの。

ATD-X の実証試験が成功して、さらに政治情勢や財政条件などがととのえば、将来の国産ステルス戦闘機の開発も始まるかもしれません。
[Images:Hunini via Wikimedia Commons CC BY-SA 4.0]

U-2偵察機のオーバーホール風景

一方こちらはベテラン偵察機 U-2 のオーバーホール風景。U-2 はもともとは CIA が資金を出して開発した偵察専用機で1957年から使われ始めました。約2万5000mの高高度を飛行可能で冷戦時代には共産国に対する諜報活動に貢献しました。

対空ミサイルの発達とともに高高度飛行でも撃墜される可能性が高まったこともあり、U-2 偵察機は1970年代に CIA が運用を終了。しかし米軍はセンサー類の装備を高性能化することで国境付近から相手国内の偵察を可能とし、運用を継続。後継機だったはずのSR-71が引退してもいまだ現役で使われ続けています。

この動画は4700時間飛行するごとに繰り広げられる基の遠くなるようなオーバーホール作業の模様をタイムラプス撮影したもの。

ちなみに U-2 はかなり軽量化された機体を持つため、高高度での最高速度と失速速度の差が18km/hしかなく、最も気難しい軍用機のひとつとされます。また旅客機の2倍以上高い2万5000kmの高度を飛行するため、パイロットはほぼ宇宙服と同等の性能を備える与圧服を着用しなければなりません。
 

スーパーレーザーも発射できる銀河帝国の最終兵器をDIY


YouTuberのLagerGadgetsが、最終兵器「スーパーレーザー」を発することができる「デススター」を自作しました。球体部分の材料はホームセンターで購入してきたビーチボール。作り方の概略は、外側をグラスファイバーでかため、クレーター部分をくり抜きます。そして別に作ったクレーター部にレーザー装置を取り付け、穴にはめ込むとできあがり。

簡単そうに見えますが、実際はレーザー装置に3000ドル、球体その他の製作に1500ドルもの費用がかかっており、総延長25mもの配線と80mのグラスファイバー、32平方フィートのアルミニウムシートを使用したとのこと。

レーザー発光部は6W x 14個。全部で84wの出力があり、レーザーが交わる焦点部分はアクリル板や金属板を焼ききる能力があります。

なお、上の画像では映画『スター・ウォーズ』のようにいくつものレーザーが1本の太いレーザーにまとまっているように見えますが、これは焦点部分にガラス棒をかざしたため。実際は個々のレーザー光が交わっても、そのまま各々の方向へ直進してしまいます。
 

『vvvウイルス』と呼ばれる謎のランサムウェアが流行?

 
12月4日頃から Twitter 界隈で「vvv ウィルス」と呼ばれるランサムウェアが猛威を振るっているかのような雰囲気が漂っています。しかし、シマンテックやマカフィーなどセキュリティソフト各社のサイトを覗いても vvv ウィルス の情報はひとつも見当たらず、首を傾げている人も多いかもしれません。

vvv ウィルスの特徴はPC内部の拡張子がすべて.vvv に置き換えられてしまうこと。ブラウザーでインターネットを閲覧中に表示されたウィルスを含む広告を表示すると、それがトリガーとなり感染、画像や動画、オフィス文書などのファイルを勝手に暗号化し、拡張子を.vvv に置き換えてしまうと言われています。

実際のところ vvv ウィルスが何なのかは特定されてはいないものの、ウィルスの挙動そのものは海外で早くから出回っていた TeslaCrypt などといったランサムウェアと同様で真新しいものではありません。普段から大事なファイルのバックアップと、Windows およびウィルス対策ソフトのアップデートをきちんとしておことをおすすめします。

なお vvv ウィルスのうわさが拡散した理由のひとつとして『革命機ヴァルヴレイヴ』というTVアニメのファンが敏感に反応したからという説が持ち上がってはいるものの、定かではありません。