ジェルヴィーニョに関しては安堵のため息をつくことができた。だが、ヴァシリス・トロシディスは2016年まで離脱だ。

チームがチャンピオンズリーグ(CL)のBATEボリソフ戦に向けた準備を始めた6日、ジェルヴィーニョとトロシディスは検査を受けた。前者は右ももの筋肉に新たな損傷は見つからず、日々コンディションをチェックしていくことになる。狙うは次節、サン・パオロでのナポリ戦への出場だ。

一方で、トロシディスは右大腿二頭筋に損傷が見つかった。約3週間の離脱となる見込みだ。ローマの右サイドバックは、マイコンとアレッサンドロ・フロレンツィのみ。また後者は、前線に離脱者がいることで高い位置でも起用されている。

ルディ・ガルシア監督はナポリ戦に向け、少なくともモハメド・サラーが7日からチーム練習に加わるのであれば、彼を復帰させようとするだろう。サラーはダービーで足首のじん帯を損傷し、以降は離脱している。

ただ、イアゴ・ファルケのコンディションも考慮しなければいけない。彼は以前からひざに問題を抱えており、常に不安定なコンディションでピッチに向かっている。

前日にイタリア入りし、幹部たちとディナーをともにしたジェームス・パロッタ会長は、スタジアムについて分析するための会議が予定されており、6日はトリゴリアの練習場を訪れなかった。そのため、選手たちと話したのはガルシア監督だ。

ガルシア監督は5日のトリノ戦について、アディショナルタイムに失点することになったPKの判定はなかったが、終盤のマネジメントには不満があるとの考えを繰り返した。なぜなら、「ボールを凍らせてプレーを殺してしまうだけのクオリティーが君らみんなにあるはず」で、「恐れを抱いてはいけない」からだ。