ダイエットをする人に絶対に知っておいてほしいのが「BMAL1(ビーマルワン)」という遺伝子です。耳慣れない言葉かもしれませんが、この物質をうまく操ることができるかどうかで、太らない体質になれるかどうかが決まりますし、ダイエット成功の鍵となるのです。

ダイエットの鍵となるBMAL1

BMAL1は体内リズムが正しく機能するように調整するたんぱく質で、別名を「肥満遺伝子」といいます。BMAL1は脂肪細胞の中で脂肪酸やコレステロールを作り出し蓄積するため、蓄積が行われている間は脂肪の分解は進みません。一般的にBMAL1は起床して7時間後に最も数が減少し、逆に起床してから15時間に最も活性化することがわかっています。つまり6時に起床している人は13時頃が一番減少し、21時以降は脂肪が蓄えられる時間帯に突入するということです。一番増える時間の2時間くらい前から増えだしますから、起床後13時間後以降は一番太りやすい時間帯になるということを頭に入れておきましょう!

太陽光が苦手なBMAL1

またBMAL1は太陽光によっても体内量が増減しています。朝、目覚めて太陽を浴びることでBMAL1が減少して、脂肪の蓄積も抑制されるのです。ダイエットをしている人は、朝起きたらカーテンを開けて朝日を部屋に入れましょう。太りにくい昼食は多目に、夕食は消化吸収に2時間かかるとして、BMAL1が増え始める夜の9〜10時から逆算して8時ごろまでに済ませるのが理想です。とはいえ、なかなかこの時間までに食事を済ませるのは難しいかもしれません。そんな人は、脂質が少なくて消化吸収しやすい食品を夕食に選ぶとよいでしょう。

BMAL1には抗酸化作用がある

BMAL1が脂肪細胞を増やすからといって、体に悪い物質ではありません。BMAL1は、抗酸化作用を持ち、体内に増えすぎた活性酸素を除去する働きもあります。欠乏すると体重が減ったり、皮膚の老化が起こったりしますから、BMAL1が機能するように睡眠もしっかりとって規則正しい生活をこころがけたいですね。

BMAL1を味方につけて、ダイエットも若返りも成功させちゃいましょうね!

writer:松尾真佐代