桃子&原組、最強ペアを撃破!(撮影:ALBA)

写真拡大

<THE QUEENS presented by KOWA 2日目◇5日◇三好カントリー倶楽部 西コース(6,500ヤード・パー72)>
 4戦全勝。初日の結果は確かに日本チームに勢いをもたらした。女子4ツアーによる対抗戦「THE QUEENS presented by KOWA」(ザ・クイーンズ)は三好CCで第2ラウンドを行い、この日も3勝1分けで10ポイントを積み重ねた日本チームが22ポイントで初代王者へ向けて1位をガッチリキープ。キャプテンを務める上田桃子も「毎年初日に出遅れている中で、みんなが結果を残してくれた。これがパワーになると思っていたし実際今日もそうだった」と頼もしいチームメンバーに目を細めた。
日本チームが首位をキープ!2日目の模様はライブフォトで
 世界ランク7位のキム・セヨン、同9位のチョン・インジという強敵相手にも、この日の上田は笑顔が印象的だった。昨晩のチームディナー後にはタッグパートナーの原がキャプテンをきづかってバスソルトをプレゼント。「ゆっくりお風呂につかってください!ってくれて、昨日は久しぶりにぐっすり眠れました」。本人はあえて強調することはなかったが、今大会のキャプテンに決まって以来、責任から熟睡できずにいたのを原は知っていた。
 気持ちもリフレッシュして迎えたこの日は「相手が相手だったので覚悟を決めていた」としびれる戦いを予想したが、序盤から韓国チームにミスが出て2連続アップ。それでも、「2アップしてここからスタートだということはキャディとも話していたし、ポンポンと獲れたのは消していました」と気持ちを引き締めると、続く3番で会心のバーディを奪って3アップ。1.5メートルのバーディパットは「これをミスるとスキを見せてしまう」と慎重に4人でラインを呼んで流し込んだ。
 6番では原が放ったティショットがOBとなったものの、打ち直しに「大丈夫。私もティショット打ちたかったから」とパートナーをきづかう余裕も見せた。実際、自身がティショットを打たないホールでもティグラウンドで素振りをするなど、いつもと変わらないリズムを作っており、予定外のティショットにも不安はなかった。「自分たちがスキを与えないゴルフをできていたし、強い相手とのゲームを楽しめる自分の精神状態も良かった」。5&4の大差で最強チームを退けてみせた。
 2位の韓国チームとは8ポイント差。最終日は全9マッチのシングルスが組まれており最大27ポイントが動くだけにもちろん油断はない。「全員が3日間必ず勝ち続けることをテーマにやっている。みんなが同じ気持ち。3日間この気持ちをつらぬくのが大事だと思う」。キャプテン桃子がブレることなく見すえる勝利。「桃子先輩が向いている方向に、みんなが向いてくれている」。誰よりも上田の近くにいた原の言葉が、今の日本チームの強さを表している。
<ゴルフ情報ALBA.Net>