正式発表を待つだけだった。その正式発表が届いた。レアル・マドリーはコパ・デル・レイで失格となる。スペインサッカー連盟が4日に明らかにした。

レアルは2日、コパ・デル・レイ4回戦ファーストレグのカディス戦で、ラファエル・ベニテス監督がデニス・チェリシェフを先発で起用した。昨季、ビジャレアルでプレーしたチェリシェフは、累積警告による出場停止でカディス戦には出場できないはずだった。

レアルは選手が出場停止の知らせを受けておらず、またコパでは3回戦後に累積警告が消化されるとして、処分を避けようとした。だが、これらの主張は認められなかった。

フロレンティーノ・ペレス会長がすでに明かしていたとおり、レアルは異議を申し立てる予定。試合には3-1と勝利し、ラウンド突破に迫っていたレアルだが、現時点では失格となる。

レアルの問題はこれだけではない。5日のヘタフェ戦に向け、マルセロが招集メンバーから外れたことが騒がれている。マルセロは4日、通常どおりにチームと練習した。だが、ベニテス監督はマルセロの復帰を焦らず、招集メンバーに含めなかったのだ。

理解できることではあるが、マルセロ本人は招集発表の直前、ツイッターでケガから完全に回復し、ピッチに立つ用意ができているとコメントしている。誤解だったのか、何かがあったのか…。