Doctors Me(ドクターズミー)- 自律神経って自分でコントロールできるもの? 自律神経って何?

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前回は、「真の体力」についてのお話でした。今回は、自律神経についてです。

皆さんは、自律神経が乱れる、という言葉でどんな状態を想像しますか?

・イライラする、
・落ち込む、
・やる気がでない
などでしょうか。

また、自律神経って自分ではどうすることもできない神経って印象をお持ちではないでしょうか。

自律神経の乱れはどうしようもない…は思い込み!?


自律神経とは言葉の通り! 自分で律する神経。そう、自分で律せれるのです!

運動神経のような体性神経(手を動かしたり、自分の意識があるもの)に対して自律神経は、心臓を動かしたり、呼吸をさせたり、意識しなくても勝手に24時間動いています。「心臓止めろ」、と思っても止められないでしょ?

だから「自分ではコントロールできない」と思いがちなですが、自律神経には

・アクティブに働かせる交感神経
・リラックスに働かせる副交感神経

と2つあって、その2つがシーソーのように切り替わっています。この2つが上手に切り替わると、

・すぐに眠れる
・すぐに起きられる
・イライラしない
・疲れない

といった状態の体になっていくのです。でも、この、自立神経が乱れていると、上手に切り替わらなくなるのです!

では、なぜ自律神経が乱れるの?

自律神経がバランスを壊す代表的なものを2つ挙げてみたいと思います。

1. 一番多いのが、交感神経が常に働いている状態。
・原因としては、ホルモンの分泌量の変動などによっておきるもの。
・気にすることがずっとあるような状態
・常に考え事をしている状態
・過剰な体の酷使
・光の刺激

交感神経が働いている状態のときは、アクティブなイメージ、と言いましたが、運動しているような時だけではなく、考え事をずっとしている時も交感神経が働いています。ずっと悩みがある・考え事をしている状態の時は、体はゆったりとした状態だったとしても神経はずーっと働いているのです。夜寝る前までスマートフォンをずっと見ているのも交感神経を働かせている状態です。

その交感神経優位の状態が続きすぎて、シーソーの根元が錆びて副交感神経に切り替わりにくくなっていくのです。

2. 何かの拍子にボンと副交感神経に切り替わったあと、今度は交感神経に切り替わらない状態。

・ダルい、眠い、やる気が出ない、気力がない
など、その後、ずっとうつうつとした気持ちが続くということもあり得ます。

「バランス良く体を疲れさせる」と自律神経が整う?


自律神経を整わせようとすると、アロマテラピーとか森林浴とかヒーリングミュージックなど外からのケアを取り入れる方が多いのですが、実は、体の内側からコントロールすることこそが大切なのです!

神経の疲れに合わせた運動を取り入れ、バランスよくちゃんと体を疲れさせる! これによって、バランスの取れた自然な切変わりが可能となるのです。一般社団法人体力メンテナンス協会が、神経の疲労に合わせた有酸素運動のメソットを推奨する理由はここにあります。

体がしっかり疲れたと理解したあと、運動を辞めると、ふっと眠くなったりトイレに行きたくなるような感覚になります。あれが、副交感神経に切り替わるサインなのです。例えていうなら、プールの授業のあとの歴史の授業の眠い感覚です。(過激な運動・過度な運動は交換神経優位となります)

神経と体の疲労バランスをとる、そして、そのあと目を閉じ休息をとる。数分でいいのです、でも、それを繰り返すことで、自律神経が整うようになって行きます。

なんだか気分がすぐれない、イライラする、やる気が起きない、スッキリしない方! ぜひ一度全国の体力メンテナンス協会のレッスンで試してみて下さい!

〜産後指導士:朴 玲奈〜