小林会長に出迎えられる上田桃子(撮影:ALBA)

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<THE QUEENS presented by KOWA 初日◇4日◇三好カントリー倶楽部 西コース(6,500ヤード・パー72)>
 「1勝も譲らないで日本が勝つ」。前夜祭でそう言い切ったのは日本チームキャプテンの上田桃子だった。その言葉を受けた桃子ジャパンが、思いを現実のものとした。女子4ツアー対抗戦「THE QUEENS presented by KOWA」(以下ザ・クイーンズ)は5日(金)にフォアボールダブルス形式の第1ラウンドを行い、日本チームは4マッチすべてで勝利を収めて12ポイントを獲得して首位スタートを決めた。
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 昨年はインビー・パーク、リュ・ソヨン組を相手にドローに持ち込んだ原江里菜とのタッグ。不安はなかった。「プライベートでもよく知っているし、状況とか組み立てが難しかったけど、彼女の明るさに助けられたし、良いパットを本当によく決めてくれた」。豪州女子ツアー(ALPG)チームに一度も主導権を渡すことなく、「私と江里菜で最後を守りたい」と志願した日本チームのしんがりを見事に務めきった。
 前夜祭での全勝宣言はただのリップサービスではなかった。「簡単な戦いはないと思っていたけど、どのチームも勝ち星を持って帰ると思って戦っていた結果が全勝になったと思う」。掲げたのはストロングスタイルだ。「仲が良いとかそういうことではなく、実力と勝つことを大前提にした」という上田キャプテンの采配。その強い気持ちがチームメンバーにも乗り移った。上田のタッグパートナーを務めた原も「やる前から負けることを考えている人はいないと思う。その気持ちが結果になった」とうなずいた。
 だが、戦いはまだ始まったばかりだ。ホームの後押しに加え、この日は夏の南半球からの移動を含み調子の上がらなかった豪州ツアー(この日全敗)との2マッチがあったという事実も見逃せない。また、明日は1つボールを交互に打つフォアサムダブルス。日本チームは多くの選手が未経験のフォーマットとなる。
 「明日は難しいルールですし、最終日も一番点数が動く日だと思う。何も変えずに。この気持ちを3日間持ち続けられるチームが勝てると思う」。明日も原と共に最終組に立つ上田。相手は世界ランク9位のチョン・インジと、この日体調不良により欠場した世界ランク7位のキム・セヨン。戦うキャプテンの真価が問われる一戦だ。
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