<THE QUEENS presented by KOWA 初日◇4日◇三好カントリー倶楽部 西コース(6,500ヤード・パー72)>
 キャプテン桃子から託された役割は「チームに勢いをつけて欲しい」。第1組目で出た菊地絵理香、渡邉彩香タッグはその思いを見事に体現した。欧州女子ツアーのレジェンド、ローラ・デイビス組を序盤から圧倒すると6&4の大差で勝利。後に続く日本勢全勝という最高の結果を導く導火線に確かに火をつけた。
大会初日の模様をライブフォトで振り返る!
 開幕前に2人で立てたプランは、菊地が安定したプレーでリズムを作って、渡邉が飛距離を武器に攻めまくる攻守分業制。スタート前に小林浩美会長から「攻めていったほうが良い!」という激励を受けた菊地も攻めの気持ちを忘れることはなかったが、タッグの組み合わせの妙が光った。
 1番では渡邉がティショットをかっ飛ばして約115ヤードを2メートルにつけてバーディスタート。「先に打ったローラ・デイビスさんがいいところにつけていたので、内側につけて日本もやるんだぞっていうところを見せていきたいと思っていた」といきなりガッツポーズでコースに飛び出した。これも普段は見られない団体戦の一幕だが、渡邉のパットの前に菊地が2メートルのパーパットをこともなげに沈めていたことも忘れてはいけない。
 渡邉は昨年の日韓戦にも出場したが、タッグパートナーは穴井詩だった。互いに飛ばし屋同士の超攻撃タッグは、「スゴイ良かったんですけど、タイプが同じなので同じホールでバーディになったりしてもったいないねという話はしていた」と互いの力を最大化できずにいた。
 「今回は絵里香さんが微妙なパットを全部入れてくれるし、いつも以上に振ってラフでもいいから前に行ってピンを狙うようなプレーが出来ました」。怖いものなしで攻めた時の爆発力はやはり一級品。だが、「全部絵里香さんのおかげです。私は最初と最後だけ(笑)」と渡邉が謙遜するように、引き出したのは菊地の安定したショットとマネジメントだった。
 1つのボールを交互に打つフォアサムダブルスも再びタッグを組む。すでに開幕前から渡邉が菊地のボールを使って練習ラウンドをしており、準備には余念はない。「交互に打つのは難しさがあると思うけど、今日は良いプレー出来ましたし、気を使いすぎずできると思う」とは菊地。2日目も“エリカアヤカ”が主役になる。
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