綾野剛が“日本一の悪”演じる、実在の男がモデルの映画に主演決定。

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俳優の綾野剛(33歳)が、実在の男をモデルにした“日本一の悪”を演じることがわかった。

これは、メジャーデビュー作となる、山田孝之主演の「凶悪」(2013年)が、国内の各映画賞を総ナメにした白石和彌監督の最新作「日本で一番悪い奴ら」に主演するもの。本作は“日本警察史上の最大の不祥事”と呼ばれる「稲葉事件」で、“黒い警部”と異名を残す実在の男をモデルにした作品で、綾野は北海道警察の警部を演じ、逮捕されるまでの26年間を描く。

綾野は今回の出演オファーについて、白石監督の最新作であり、脚本の圧倒的な内容に「何を犠牲にしても出演するべき作品」と、オファーからわずか3日で出演を快諾。持ち込まれた脚本に惚れ込み、俳優として最高の侠気をみせている。綾野は役作りのためクランクインからアップまで体重を10キロ増減させた上、激しい柔道練習にも毎日のように取り組み、撮影に挑んだ。

白石和彌監督と綾野剛は初タッグとなるが、現場でも阿吽の呼吸。正義だと信じて疑わずどんどん悪に染まっていくというクレイジーな役柄を、振り切って演じきった綾野の役者魂を絶賛している。撮影は今年6月初旬〜7月上旬に行われ、2016年2月完成の予定だ。

映画「日本で一番悪い奴ら」は2016年6月25日公開。

☆綾野 剛 コメント

始まってしまう。情報解禁というだけで、武者震いします。
実話を元にした白石和彌監督作品『日本で一番悪い奴ら』通称“日悪(ニチワル)”が、少しずつ皆様に近づいている。まるで獲物に狙いを定め、ギリギリの極致まで爪を見せない何物のように。何かのプレイのように。
白石和彌監督との出会い、撮影現場、過ごした時間は、私の役者人生に無二の影響を与えて頂きました。
この作品は、私が来年出演する映画でも、もっとも衝撃で愚かで愛おしい、何物にも変えがたい問答無用の最狂最愛物語です。皆様、どうか、一人の男の人生を目撃ください。

☆白石和彌監督 コメント

綾野剛という稀代の映画俳優と共に粉骨砕身して取り組みました。一人の人間の半生を描くことが、これほどまでに困難で苦しく、そして極上の輝きを持つものかと驚嘆しています。それもこれも全ては綾野剛!
苦く哀しく、どうしようもなく楽しい極上のエンターテインメントになっています。楽しみにお待ち下さい。

☆「稲葉事件」とは?

2002年7月、北海道警察の生活安全特別捜査隊班長である稲葉圭昭警部が、覚せい剤取締法違反容疑と銃砲刀剣類所持等取締法違反容疑で逮捕、有罪判決を受けた。公判において、単純な犯罪ではなく、北海道警察による「やらせ捜査」や「銃刀法違反偽証」などの不祥事が明るみに出るとともに、北海道警裏金事件が2003年に発覚するきっかけともなった。日本警察史上、最大の不祥事が明るみになった事件。