「画像解析技術を用いたかざすUIによる情報提供」イメージ

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 東京国際空港ターミナル(TIAT)、日本空港ビルデング(JAT)、日本電信電話(NTT)、パナソニックの4社は3日、情報ユニバーサルデザイン高度化の共同実験を、羽田空港国際線・国際線旅客ターミナルで開始した。実験期間は2016年3月31日までの予定。

 2020年のオリンピック開催に向け、訪日外国人、車椅子・ベビーカーで移動する人、高齢者などに対し、空港を起点とした移動を、「音」「光」「画像」「無線」等による最先端情報技術の活用により、安心・便利にサポートしていくことを目指す。なお4社は、11月26日に設立された「空港における情報UD検討委員会」にも参画しており、情報ユニバーサルデザイン高度化を推進している。

 具体的には、スマホによる物体検索を活用した「画像解析技術を用いたかざすUIによる情報提供」、混雑状況を先読みし、動的に案内サインを変化させる「ビッグデータ解析技術を用いた動的サインによる人流誘導」、周囲に雑音があっても聞き取りやすい音声で案内を行う「音声処理技術による音サインの明瞭化」、光ID看板にスマートフォンをかざすことにより多言語での店舗情報を取得できる「光ID技術を使用した商業エリアなどの空港施設の認知検証」、商業エリアに指向性ビーコンを設置し誘導する「Bluetoothビーコンを使用した施設案内誘導検証」を行う。

 これら共同実証実験の結果を受けて、2020年に向けて、技術の実用化・導入、新たな技術開発・実証実験を行うという。