「テラスハウス」出演、今井洋介さんが死去。31歳という若さで命を奪った「心筋梗塞」とは

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フジテレビ系バラエティー番組「テラスハウス」に出演し、「ようさん」の愛称で親しまれていた写真家で音楽家の今井洋介さんが、11月23日に心筋梗塞のため死去していたことを、28日に所属事務所が発表しました。

亡くなる前日まで、都内でライブに出演し自身のTwitterを更新していた今井さん。突然の訃報に、ファンや共演者は驚き、深い悲しみに暮れています。まだ若く、未来のあった今井さんを襲った「心筋梗塞」とはいったいどのような病気なのでしょうか。

「心筋梗塞」とは


心筋梗塞は、心疾患のひとつで「虚血性心疾患」に分類されています。心臓には冠動脈という心臓の筋肉に血を流す大事な血管が通っていますが、この冠動脈がつまると筋肉への血流が滞り、「狭心症」や「心筋梗塞」といった虚血性心疾患を引き起こすのです。一般的には心筋梗塞は、肥満傾向の中年男性に多いとされています。

虚血性心疾患は、動脈硬化などが原因で引き起こされます。狭心症は発作の時間が5分程度、長くても30分以内なのに対し、心筋梗塞の発作は15分〜数時間と長時間におよびます。主な症状は次の通りです。

・激しい胸の痛み
・呼吸困難
・吐き気
・冷や汗

心筋梗塞の原因とは


心筋梗塞の前兆としては、胸を圧迫するような痛みや吐き気、不整脈、左手小指の痛みなどが挙げられますが、心筋梗塞を起こした人のうち約半数は前兆がなく、突然心筋梗塞を発症させます。軽度であれば1週間程度の入院で治りますが、症状が重い場合は亡くなることもあるのです。心筋梗塞の原因となるものには次のものがあります。

・高血圧
・糖尿病
・肥満
・喫煙
・コレステロール値が高い
・身内に心筋梗塞の人がいる

偏った食生活や、肥満は心筋梗塞の大きな原因です。また、性格が短気な人や、人との競争が好き、責任感が強い場合は心筋梗塞になりやすいと言えるでしょう。これは、ストレスによって心臓の血管が痙攣し、心筋梗塞を引き起こしやすくするためです。

「心筋梗塞」の予防法とは


心筋梗塞を予防するためには、心身ともに健康であることが必要です。飲酒や喫煙は控え、塩分や脂質の高いものを控えた食生活を心がけましょう。普段お肉ばかりを食べている人は、魚や野菜を多く食べるようにし、ラーメンや焼き肉は控える必要があります。また、暖かい部屋から寒い外へ移動するなどの急な温度差がある場所も、心筋梗塞を引き起こしやすくします。心配な人は、定期的に血液検査を受け、動脈硬化の進行度をチェックしておくことで予防することができるでしょう。

監修:岡本良平(医師)