秋葉メイド喫茶主催のサバゲー大会に行ってみた 独自ルールや動物との触れあいに「ほのぼの」

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ミリタリーな話題をマニア目線でお届けしている、鉄砲蔵の『ミリタリー魂』。
2014年に閉店した秋葉原のシューティングメイド喫茶『ふれんどりぃふぁいぁ』が、秋葉原の別の場所で再開しているとの情報を得て、先日新店レポート記事をお届けしました。
同店は閉店する以前、主催サバイバルゲーム大会を度々行っていましたが、早速行うということで参加してきましたよ。

【関連:第58戦 復活した秋葉のシューティングメイド喫茶に突撃】

■今回は千葉県・インフィニで開催

セーフティーエリア

セーフティーエリア

今回、ふれんどりぃふぁいぁが貸し切りサバゲーを行ったのは千葉県八街市用草のインフィニというサバゲー場。

最寄りのJR八街駅からタクシーで10分ほどの場所にあります。料金にして二千円〜三千円くらい。すみません、細かい金額わすれたので、大体これぐらいあれば大丈夫だよってことで……。
タクシー運転手にスマホの地図をみせたところ、「ああ、このあたりのサバゲー場ね。」といってすぐわかってくれたので、付近では割と知られた場所のようです。
帰りも「サバイバルゲーム場のインフィニにいます。JR八街駅までお願いします。」ですぐわかってくれました。
次回行くことがあれば格好良く「インフィニまでお願いします(キリッ)」と一言で締めてみようと思います。

試射場

試射場

そして設備についてですが、着替えや昼食、銃の準備などのセーフティーエリアは160人収容。女子更衣室は12個の無料ロッカーが設置され、6人は一度に着替えられそうな広さ。シャワールームは使用料300円のものを3室。銃の調整に使用する試射場は60mほどもあり、8人くらいは一度に試射ができそうな二階建て。駐車場は160台収容。

レンタル銃は台湾メーカーのG&G社製CM16、日本の東京マルイ製G3SASとAK47スペツナヅハイサイクルを一日2500円で貸し出してくれます。

■広々フィールドに49人が集結

開催当日は49人が集結。

フィールド見取り図

フィールド見取り図

フィールドとしては櫓、バリケードの配置は見取り図の通りで、全体の広さは1500坪、一周すると1.8kmほどで、起伏のある地形。山から山までで50mは距離があるそうです。このうち、今回使用するのはBフィールド。

エアガンの射程は15mでA4版コピー用紙に確実に当たるくらい、30mで人間大にどうにか当たるくらいなので山から山まで直接ねらい撃ちは出来ませんが、櫓やバリケード、藪の中に隠れて敵に接近して射撃すれば15m〜30mくらいで撃ち合いも出来そうです。

特に僕自身は山の斜面で藪に隠れて射撃するのが好きなのでここのフィールドのような地形は好みです。

フィールド風景1

フィールド風景1


フィールド風景2

フィールド風景2

さて、当日の参加費は男性4000円女性3500円、撮影権料2000円。ゲーム中の動画撮影禁止、と言うことで、僕は男性料金+撮影権料+昼食カツカレー代500円=6500円を支払い、参加。

今回、掲載の条件は。
・セーフティーエリアの群衆写真では顔にモザイク。
・客個人を撮影する際は了解を得たうえで撮影して掲載、
・メイドさん及びボス社長は顔出しOK
という手はずで許可をいただきました。

■先住ガチョウにあたふた

ついて早々、試射場に慌ただしい空気が。覗いてみると、ガチョウと戯れるメイドさんを発見?
「メイドさんがガチョウと戯れるメルヘンチックな風景」
と一瞬思ってしまうところですが、実は試射場にガチョウが居座っているせいで銃の発射パワーテストが滞っているとのこと。あたふた退出いただいている最中でした。

ガチョウを抱っこするボス

ガチョウを抱っこするボス

とはいえ人懐っこいガチョウ、結局ボスも「ガチョウ暖たけー。」と抱っこして可愛がっていました。千葉県のサバゲー場ってこういう動物との思いがけない出会いもいいところかもしれません。ガァガァ。

■『ふれんどりぃふぁいぁ』独自のルール

さて、そろそろふれんどりぃふぁいぁ独自のルールをご紹介。

▼テープ復活戦
赤、黄色、ピンク色の3チームに分かれ、それぞれの色の衛生兵をメイドさんが勤めます。ヒットされたら近くにいる衛生兵を呼び、テープを貼ってもらう。貼ってもらったテープの色が自分と別色でもそのチームとして復活。従ってヒット、復活したとたんに周囲とは敵のカラーになる可能性あり。復活後にヒットしたら死亡。

テープを持ったメイドのシオリさん

テープを持ったメイドのシオリさん

▼ハンドガン戦
ハンドガンのみのゲーム。ただし「ライフルでも銃の後ろにあるストックを肩付けせず、片手で撃って引き金を引く毎に一発ずつ発射されるセミートで撃つ限りハンドガン扱いとする」、「一回毎にボルトやスライドを引くコッキングガンも引いているときは両手持ち可だけれど撃つときは片手持ち」というルール。
一見ライフルの方が有利と思えるかもしれませんが、ライフルの片手持ちは重くて狙いが定まらず、かえって不利です。

ライフルで撃つときは片手持ち、というルール

ライフルで撃つときは片手持ち、というルール

▼ケツバン隊
通常はゲームスタートから終了まで隠れたまま、という人もいますが、これではおもしろくない、ということでボスのアイディアでボス自身を含めた数人が黄色いスポンジバットを持ち出して動かない人のお尻をひっぱたき、10回ひっぱたかれたら死亡扱いという「ケツバン隊」を組織していました。
他のチームでは許されない試合妨害ですが、ふれんどりぃふぁいぁでは遊び心がメイン。みなさん、笑顔で応じておりました。でも一番楽しそうなのがボスだったのはここだけの話。

ケツバン隊

ケツバン隊

■ふれんどりぃふぁいぁならではのコスプレも

クリスマスが近い、ということでトナカイの着ぐるみの方と、アメリカ西部開拓時代のコスプレの方もいました。
勝負メインのふつうのゲームでは敵の攻撃をよけるために寝そべって撃つことができず、敬遠される扮装ですがここではあくまで遊び心がメイン。ウケ狙いもここではOKです。

また、今回は西部劇コスプレの方が実銃の弾と外観の近い薬きょうを使用した銃を持ち出していました。これは薬きょうを使わない機種より命中精度も射程も劣り、通常の勝負を重視したゲームではあまり使われませんが、ここでは単に「屋外で薬きょう式の銃を撃ってみたい」でもOKです。

カート式M4

カート式M4

■迷彩服で身を固めた犬も?

一部に迷彩をあしらったファッションは一般でも定番化しつつありますが、犬の服も、乗っている乳母車も迷彩柄というのは初めて目にしました。服は自作で、乳母車も布の部分はすべて自作だそうです。犬もサバゲー仕様とは恐れ入りました。

迷彩乳母車の犬

迷彩乳母車の犬

最近、こういった変わり種のサバゲーに参加していて思いますが、エアガンもサバゲーも、世間認識の「限られた人達の遊び」ではく、徐々に「一般的スポーツ」になりつつあるなという印象。
現役アメリカ兵や、自衛官の中には不評な意見を聞くこともありますが、このごろは一般の人にも広く知られ、世間の目が徐々に優しくなってきている空気は嬉しい限りです。

趣味が快適になりつつある昨今、この充実のままにあと僕の場合はお嫁……。(白目)

(連載名:鉄砲蔵のミリタリー魂/No.59戦/取材:鉄砲蔵)

※「秋葉メイド喫茶主催のサバゲー大会に行ってみた 独自ルールや動物との触れあいに「ほのぼの」」はおたくま経済新聞で公開された投稿です