<ヒーロー・ワールドチャレンジ 事前情報◇2日◇アルバニー>
 12月3日(木)に開幕を迎える米ツアー外競技「ヒーロー・ワールドチャレンジ」は、スポンサーにヒーロー・モトコープ社を迎えてからは2度目の開催となるが、前身から含めると19回目を数えるイベントだ。ホストを務めるのはタイガー・ウッズ(米国)。今季は開催地をバハマに移して例年とはまた違った雰囲気でトーナメントウィークを迎えている。
最終戦で優勝争いも…険しい表情が目立つ近年のウッズ
 違った雰囲気を演出しているのはロケーションだけではない。ホスト役であるウッズが本戦を欠場することも、大会全体に例年とは違う微妙な影響を与えている。1日(火)に記者会見にのぞんだウッズは、オフに2度の手術を行うなどした背中から腰にかけての痛みからの回復が進んでいないことを、時に厳しい表情で明かした。
 「どこで光が差し込んで、トンネルを抜け出すことができるのかわからないんだ」。ウッズからこぼれ出た言葉はわずかな衝撃も含んでいた。過去683週に渡って君臨した世界ランキング1位の座から転落して、現在は400位にまで落ち込んだ。
 だが、今は復帰時期への展望もない。9月16日に腰の再手術を行ったが、10月末にさらに再手術。臀部からくる痛みも発症し、プレーはおろか歩くこともままならない。「何も答えることはできない。(復帰への)タイムテーブルはないんだ」。
 先月には来年開催される米国と欧州の対抗戦「ライダーカップ」で副主将に就任することなどが発表されたが、ウッズに関する話題の中心は未だコース外。2013年の通算79勝目を最後に優勝から遠ざかり、最後のメジャー制覇にいたっては2008年の「全米オープン」までさかのぼる。
 サム・スニードの持つ最多優勝記録82勝にあと3勝と迫って止まったままのウッズの時間。「これで終わりとは思いたくない」。前向きな意思だけが今は救いだ。
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