小田和正が5年ぶり映画新曲書き下ろし、ベストセラー小説の映画化作品。

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小田和正の新曲「風は止んだ」(発売未定)が、2016年公開の映画「64-ロクヨン-前編/後編」(全国東宝系)の主題歌に決定した。

今回、原作を読んで書き下ろしたという楽曲は、瀬々敬久監督から主題歌オファーがあり、小田がこれを快諾したもの。小田が映画の主題歌を書き下ろすのは、2011年7月公開の「ロック〜わんこの島〜」(楽曲「hello hello」)以来、約5年ぶりだ。「風は止んだ」はやさしいメロディーと、普遍的な歌詞が物語に寄り添い胸に染みる楽曲に仕上がっている。

瀬々監督は、小田の楽曲について、次のようにコメントしている。

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たった7日間しかなかった昭和64年。平成という時代になって大きく社会も人々も変化した。だが、昭和という時代にまだ忘れ物をしたように生きている人たちがいる。そういう人たちの切ない思いが錯綜する映画、それが「64-ロクヨン-前編/後編」だと思いました。それらの思いを抱えつつ、ラストには生きる希望を伝えたかった。それを支えるには小田和正さんが作る楽曲が相応しいのではないか。そう思い、小田さんにお願いしました。

生まれて来た そのわけは
今もまだ 分らないけど それでも

生きてゆく その意味は
少しだけ 分ったかも しれない

出来上がった曲の歌詞はこう始まります。僕は感動と共にある喜びを感じました。この歌詞からすぐに、ブルース・スプリングティーンの『生きる理由』という曲を思い出したのです。

スプリングスティーンがテレンス・マリック監督作品『地獄の逃避行』を見て想を得て作ったアルバム『ネブラスカ』、その中のラストを飾る曲です。

その後、ショーン・ペンは『ネブラスカ』の中の『ハイウェイ・パトロール』という曲からヒントを得て映画『インディアン・ランナー』を作ります。

そのアルバムの最後を括る『生きる理由』。人は、苦しい時であればあるほど、「生きる理由(わけ)」を探します。『64-ロクヨン-前編/後編』もそういう人々の大きな集合体である映画です。荒涼とした大地、ネブラスカと同じように北関東のささくれ立った風景の中で展開していく『64-ロクヨン-前編/後編』の世界に挿す一筋の光、それが今回の小田さんの楽曲です。

この曲のおかげで映画はさらに大きなものを得ることが出来ました。小田さん、本当に感謝しています。ありがとうございました!

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また、主演の佐藤浩市もコメントを寄せている。

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映画『64-ロクヨン-前編/後編』は、原作を読んだときから大変な仕事になるという覚悟を決めて撮影に臨んだ作品。
完成した映画のラストに小田和正さんの曲が流れたとき、ようやく永い戦いが終わったように穏やかな気持ちになれました。

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映画「64-ロクヨン-前編/後編」は、警察小説、人間ドラマの名手として、「半落ち」「クライマーズ・ハイ」などの傑作を生み出してきた横山秀夫による、2013年「このミステリーがすごい!」1位に選出されたベストセラー小説(累計発行部数110万部)が原作。

佐藤浩市のほか、綾野剛、榮倉奈々、瑛太、三浦友和、永瀬正敏、吉岡秀隆、仲村トオル、椎名桔平、滝藤賢一、奥田瑛二、夏川結衣、緒形直人、窪田正孝ら、超豪華な実力派俳優陣の共演が実現した。

☆映画「64-ロクヨン-前編/後編」ストーリー

昭和最後の年、昭和64年。その年に起きた少女誘拐殺人事件は刑事部で「ロクヨン」と呼ばれ、少女の死亡、未解決のままという県警最大の汚点として14年が過ぎ、時効が近づいていた。
平成14年、主人公の三上義信は「ロクヨン」の捜査にもあたった敏腕刑事だが警務部広報室に広報官として異動する。そして記者クラブとの確執、キャリア上司との闘い、刑事部と警務部の対立のさなか、ロクヨンをなぞるような新たな誘拐事件が発生。刑事部と警務部の軋轢、未解決のロクヨンと新たな誘拐事件の関係、そして三上の一人娘の行方――。怒涛の、そして驚愕の展開が次々と三上を襲う――。