写真データの保存先はFlickrで決まり!?  iCloudやGoogleフォトよりよいかも

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iPhoneで写真を撮るのはもう"日常"でやめられない。かなり綺麗に撮れるし、普段持ち歩いているスマホでこれだけ撮れたら十分。

唯一の不満は画質が変更できないことくらい。
3264×2448ピクセル、これはさすがに大きすぎる。1枚で1MBを越える。
ほうっておいたらすぐにiPhoneのメモリを圧迫する。
PCにバックアップするにしてもあっという間にHDDもいっぱいになる。
なによりPCと接続する手間もかかる。

そうした要望に応えるために、iCloudフォトライブラリやGoogleフォトのように、クラウドの写真ストレージが登場しているわけだ。
しかし、iCloudフォトライブラリは無償の5GBを超えると、あとは有料。
Googleフォトは無料で容量無制限でアップできるとはいえ、オリジナルのサイズからダウンサイズされてしまう。
そこまでこだわる必要がある写真か? といわれればそうなのだが、やはり知らない間にダウンサイズされてしまうのは、ちょっと気持ちが悪い。

Flickrが写真共有サービスからクラウドの写真サービスに
そこで、Flickrだ。
Flickrといえば、老舗の写真共有サービス。
マッシュアップサービスが流行った時代によく使われたAPIとしても有名だ。
Flickrの特徴は、アップした写真にタグ付け、そのタグを使って写真を管理したり、他のユーザーと交流したりすることができること(いまでいうInstagramなのだが)。ほかのアプリやサービスから、そのタグや写真データにアクセスできるAPIを公開したWebサービスのはしりでもある。

使用するためには米Yahoo!のIDが必要で、またUIも日本にローカライズされていないため、ちょっと敷居が高い。

そういうわけで、ちょっと離れていたのだが、最近のぞいてみたらこれがかなりいい。
1TBまで無料でアップロードできる。もちろん、オリジナルサイズのままアップ可能だ(ダウンロード時に、オリジナルか4種類のサイズを選べる)。

UIが英語とはいえ、操作はそこまで難しくはない。Webからは簡単に使えるだろう。
Flickrの公開範囲は、
・Public(公開)
・Private(非公開)
・Friends(Flickr内の友人)
・Family(家族)
・Friends&Family(友人と家族)
から設定できる。
「家族」で共有する設定があるあたり、やはり日本と違う感じだが、ストレージとして使うのであればPrivateでいいだろう。

◎Flickr Uploadrで写真を自動アップロード
ただ、残念なことに正式なFlickrのiPhone用アプリは日本では入手できない。
日本のApp Storeからはインストールすることができないのだ。

米App Storeで入手する裏ワザもあるようだが、App Storeの登録情報を英語にするなど、登録情報を書き換える必要があり、あまりオススメできない。
有料のアプリもあるが、こちらはFlickrから出ているわけではなさそう。

iPhoneのデフォルトの共有先には出てくるので、iPhoneからアップする場合は、手作業で写真を選択して共有という形になる。
もちろんそれでもいいし、もし母艦PCがあるなら、MacやWindows用のFlickr Uploadrというソフトが用意されている。

Flickr Uploadrをインストールしておけば、たとえばMacの場合、USBにiPhoneやストレージを接続すると写真データを探しにいき、見つかると「アップロードしますか?」と聞いてくる。
iPhoneやストレージを接続するといきなり起動するiPhotoや写真アプリの動作よりもちょっと控えめだ。ちなみに、Flickr UploadrでのアップロードはPrivate(非公開)設定になる。

一度、Flickr Uploadrで写真ライブラリ(あるいはiPhotoライブラリ)を同期してしまえば、あとは新しい写真だけ見つけてアップロードする形で写真のバックアップが可能だ。

そうとなれば、写真アプリ(あるいはiPhotoライブラリ)の「このデバイスを接続したときに”写真”を開く」をオフにしておこう。


大内孝子