天井に取り付けられた複数のステレオカメラ映像で、故障や環境変化をリアルタイムに識別する。機械設備に対して作業者の動きを柔軟に設定できるため、安全と作業効率の向上を両立することを可能とした(画像はプレスリリースより)
 オムロンは30日、ステレオカメラを用いた「3次元セーフティセンシング技術」を開発したことを発表した。製造現場向けの安全対策用センシング技術となる。

 従来なら必要だった防護柵や安全対策機器を用いずに、天井のステレオカメラからの3次元映像で人の侵入や存在を検知し、製造現場の安全・安心と生産性向上を両立するものとなっている。

 これまではカメラ映像を安全対策に使用する場合の課題として、震動や温度変化による光軸のズレが問題だったが、同技術では独自の画像診断アルゴリズムを用いたことで、故障と環境変化を切り分けて識別することで安定した運用を実現している。

 同システムなら、防護柵などの設置を無くすことで製造現場の省スペース化、工程変更に伴う防護エリアの再設定、メンテナンス時の作業の効率化などが可能になる。

 同社は2日から東京ビッグサイトで開催される「システムコントロールフェア2015」で本技術の展示を行うという。

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