サッカーに関係ある言葉がコンビ名につく6組のお笑いユニッ​ト

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5年の歳月を経て、あの祭典が帰ってくる!

2001年から2010年にかけて毎年行われ、年末の風物詩でもあった漫才コンテスト「M-1グランプリ」が今年満を持して復活を果たしのだ。

中川家やブラックマヨネーズ、チュートリアル、笑い飯などの人気お笑いコンビを続々と輩出し続けてきた同大会。

「漫才の頂点を決める」という理念のもとプロアマ問わず毎年数千組が参加しており、決勝のTV放送は関西で最高35.0%、関東でも23.7%を記録するなど全国のお笑いファンから高い支持を得ていた。

5年ぶりの復活となる今年の大会には3472組がエントリー。

今大会からは出場資格が旧来の「10年以内」から「15年以来」に変更となっている。大会はすでに準決勝を終えており、残すは12月6日(日)に開催される決勝のみだ。8組の決勝進出コンビと敗者復活戦を勝ち抜いた1組の計9組が、賞金1000万円を懸けた戦いに挑む。

さて、そんな今大会の決勝にはサッカーに関係する名のコンビが勝ち残っているのをご存知だろうか?

そこで今回は、サッカーに関係した言葉がコンビ名につく6組のお笑いユニットをご紹介しよう。

※「サッカーに関係する言葉=由来」ではなく、あくまで「サッカーに関係する言葉がコンビ名に入っているかどうか」が選出の対象である
※順不同

スーパーマラドーナ(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)

ツッコミ:武智
ボケ:田中 一彦
結成年:2003年

今大会で決勝に進出したうちの一組。強面の武智とひ弱な田中という正反対の性格を持った2人で構成されており、以前は「マラドーナ」として活動していた。コンビ名の名付け親は「鉄工所ラップ」でお馴染みモンスターエンジンの西森洋一であるというが、やはりあのマラドーナが由来なのだろうか?武智のギャグ「ひき肉にしてやんよぉ」は関西では有名。

フットボールアワー(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)

ツッコミ:後藤 輝基
ボケ:岩尾 望
結成年:1999年

2003年のM-1グランプリ王者。もはやバラエティでもお馴染みの2人であり、ツッコミの後藤は司会者としてもピンで活躍している。コンビ名に「フットボール」とついているが、2人とも熱狂的なサッカーファンというわけではなく、由来はある小説からの引用であるそうだ。

クロスバー直撃(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)

ツッコミ:渡邊 孝平
ボケ:前野 悠介
結成年:2002年

サッカー中継の中で興奮した実況が思わず叫んでいそうなフレーズをコンビ名にしたのがこの2人。ダンボールを駆使した発想力豊かなコントに定評があり、若手芸人の登竜門として知られる「オールザッツ漫才」では3度の準優勝を経験している。今年のM-1グランプリにも出場していたが、準決勝で敗退。敗者復活戦からの決勝進出を目指す。

ペナルティ(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)

ツッコミ:ヒデ
ボケ:ワッキー
結成年:1994年

ともに市立船橋高校出身という、サッカーファンにはすっかりお馴染みのペナルティ。サッカーの実力、知識ともに芸能界最強クラスであり、サッカー番組に出演することも珍しくない。最近ではワッキーによる「サッカーツッコミ」も話題となった。「ペナルティ」の由来はやはりPKから来ているのだろうか?

ベントナー(ファンティビジョン)

ボケ:永井 塁
ツッコミ:塩沢 啓太朗
結成年:2010年

コンビ名の由来は、その「まさか」。あのデンマーク代表FWニクラス・ベントナーからであるという。早稲田大学×日本大学芸術学部という異色の高学歴コンビで、ツッコみの永井はホリプロが開校したお笑い芸人養成学校「目黒笑売塾」の6期生。今大会のM-1グランプリには不参加である。

スパイク(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)

ツッコミ:松浦 志穂
ボケ:小川 暖奈
結成年:2008年

コンビ名の由来は「サッカーショップでスパイクを見ながら時間を潰していたから」という、NSC東京14期生同士によるコンビ。ボケの小川は「吉本べっぴんランキング」で2014年、2015年と連覇を飾っており、アジアン馬場園梓しか成し遂げていない「殿堂入り」にあと一歩という状態だ。今大会のM-1グランプリでは2回戦で敗退している。

【外部リンク】M-1グランプリ 2015