実証実験(第1段階)のイメージ

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 国立国会図書館は30日、市販されている電子書籍・電子雑誌について、収集実証実験を12月1日から実施することを発表した。

 無償で提供されている電子書籍・電子雑誌は、オンライン資料としてすでに収集が開始されているが、今回、有償の出版物を対象に、電子書籍・電子雑誌の収集を実験する。長期的な保管・利用の技術的検証、電子書籍・電子雑誌ビジネスへの影響の検証、納入時の費用の調査分析などが狙い。

 実証実験は、第1段階と第2段階に分けて実施。第1段階では、日本電子書籍出版社協会(事業受託者)が電子書籍・電子雑誌のデータを送信。雑誌、文芸、実用、新書、コミックなど、幅広いジャンルの書籍・雑誌800点以上が、国立国会図書館の東京本館・関西館内の特定端末から、閲覧可能になるという。閲覧を申し込むたびに、国立国会図書館施設内の端末に、暗号化されたデータが送信される形となる。提供タイトルは、今後、順次追加される予定。

 第2段階では、暗号化された電子書籍・電子雑誌データの国立国会図書館での保存・利用に関する実験を行う。第2段階への移行は、実証実験開始から3年以内の予定。

■関連リンク
電子書籍・電子雑誌収集実証実験事業|国立国会図書館―National Diet Library