スコールズ氏やドログバがD・コスタの行動を批判…「愚か者」

写真拡大

 かつてマンチェスター・Uでプレーし、現在は解説者を務める元イングランド代表MFポール・スコールズ氏と、MLS(メジャーリーグ・サッカー)のモントリオール・インパクトでプレーする元コートジボワール代表FWディディエ・ドログバが、チェルシーに所属するスペイン代表FWジエゴ・コスタの行動に対してコメントを残した。29日付のイギリス紙『デイリーメール』が報じている。

 同日に行われたプレミアリーグ第14節で、チェルシーはトッテナムと対戦。ロンドン・ダービーで先発を外れたD・コスタは同クラブを率いるジョゼ・モウリーニョ監督に向けてビブスを放り投げている。

 スコールズ氏は試合後、イギリスメディア『BTスポーツ』のインタビューに応え、D・コスタの行動を「愚かである。彼が試合に出られないのは努力が足りないからだ」と痛烈に批判した。

 また、同紙によるとスコールズ氏は試合前にD・コスタのベンチスタートを予想していた模様。「彼は試合に出られないと思うよ。今シーズンのパフォーマンスが良くないからね。確かにいいストライカーだと思うけど、最近はゴールを挙げられていないよね」とコメントし、モウリーニョ監督の采配を的中させていた。

 チェルシーでプレー経験があり、2度のリーグ得点王に輝いたドログバもD・コスタに対して苦言を呈している。「彼はよく試合中に相手選手を挑発するよね。それも試合の一部だけど、限界もある」とD・コスタの試合中の行動はやり過ぎであると考えているようだ。

 しかし一方でドログバはD・コスタに理解を示している。「2年目のシーズンは難しくなるものだ。僕もそうだった。より大きなプレッシャーがかかってくるからね。でも彼にはこの点を取れていない状況を変える力があると思う」とチェルシー移籍後2シーズン目を戦っている同選手に期待を寄せた。