「スター・ウォーズ」風神雷神図屏風お披露目、京都・清水寺本堂舞台で。

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シリーズ最新作にして、新たな3部作の1作目となる「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」。その公開を前に、このたび世界遺産の京都・清水寺にて、「『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』風神雷神図屏風」(作:ニッポン画家・山本太郎氏)と「『覚醒』の書」(清水寺 森清範貫主 揮毫)がお披露目された。

“STAR WARS YEAR”の2015年は、さっぽろ雪まつり、青森県田舎館村の田んぼアート、青森ねぶた祭りでの「スター・ウォーズねぶた」の登場、鳥取砂丘の砂像“砂のスター・ウォーズ”、過去最大の観客動員を記録したカワサキ ハロウィンでのSWパレードなど、全国各地の文化と“融合”するイベントが行われてきた。そうした“融合”の集大成として制作されたのが、今回の「風神雷神図屏風」と「『覚醒』の書」だ。

清水寺には屏風と書を視察するため新型ストームトルーパー2体と、山田啓二 京都府知事は赤い十字のライトセーバーを、屏風を制作したニッポン画家・山本太郎氏は青いライトセーバー携え登壇した。

平安時代より様々な芸能が奉納されてきた清水寺本堂舞台、世界遺産でのお披露目という緊張感が漂う厳正な雰囲気の中、カウントダウンと共に2人がライトセーバーを振り下ろすと制作作品が登場。見事に「スター・ウォーズ」の世界観を表現した美しい「『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』風神雷神図屏風」には本作のヒロイン・レイが風神となり、赤い十字のライトセーバーを持った悪役カイロ・レンが雷神として描かれ、力強い文字で書かれた「『覚醒』の書」はコロコロとした人気の新ドロイド・BB-8をイメージし、少し丸く、しかし“STAR WARS YEAR”を象徴するような勢いを持って書かれている。

日本文化と「スター・ウォーズ」が見事に融合した両作品がお披露目されると、早朝に行われたイベントにも関わらず、集まった観客達は「おおー!」と感嘆の声を上げていた。

「スター・ウォーズ」は日本文化に多大な影響を受けており、日本文化もまた「スター・ウォーズ」の影響を受けている。今年は、江戸時代に現れた装飾的な作風を特色とする、俵屋宗達、尾形光琳といった芸術家の一群をゆるやかにつなぐ“琳派”が400年を迎える年。新たなる3部作公開と琳派400年を記念して、レイとカイロ・レンが屏風に描かれた「スター・ウォーズ」がこのような形で描かれるのは世界でも初めてであり、日本のファンのみならず世界中から熱い視線が注がれることは間違いなさそうだ。

展示は12月8日(火)〜12月15日(火)、10時〜16時を予定。

☆京都府知事 山田啓二 コメント

「スター・ウォーズ」は黒澤作品へのオマージュも多く、私自身は<最高のチャンバラ映画>だと思っていて、元々大好きで自宅にシリーズ全作品があります。
現在、京都は琳派400年という記念すべき年を迎え大いに湧いています。そして、この屏風にも琳派の“たらしこみ”の雲の技法が活かさせていて美しい作品ですので、是非、「フォースの覚醒」大成功を願うと共に京都にこの屏風を見に来てほしいです。

☆ニッポン画家 山本太郎 コメント

お話を頂いた時は、まさか自分が「スター・ウォーズ」の新作に関わることになるとは思わず大変なプレッシャーを感じましたが、大変光栄でした。(風神レイは)非常に美しい女性で、日本画が持っている美人画の美しさが出るよう意識しました。BB-8はペットのような愛らしさを出すように致しました。カイロ・レンは悪の心の表現と、黒い衣装のキャラクターなの、黒色の描き分けには苦心しました。